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今日も今日とて

日に日に色々な事を思い出していく。

妊娠がわかった時、1度も健診費用や出産費用の話が出なかった。
なんで全部自分が払うものだと思ったんだろう?

貯金がないうえに、月10万円分の仕事しかやらない。
でも子どもができるから、もう少し頑張る。って言ってた。
だからそれ以上は無理なんだろうって思ったのかな。

相手が大学時代から暮らしていた、汚い狭いマンション(1K)で暮らし始め、産休まで夜勤も続けた。
つわりが酷くても、休んだことはなく、よく患者さんに心配されていた。
日に日に大きくなっていくお腹に、期待を膨らませながら。
幸せって、こうゆうことなのかな?と夜勤明けで疲れていたけど
清々しい気持ちで帰宅すると、家の雰囲気が少し変わっていた。
なにか変って直感で感じたのは覚えてる。
そして、すぐに使い終わったコンドームが置かれていることに気づいた。
一瞬状況を理解するのに時間がかかったし、お腹に衝撃が走ったのも感じた。
「なんで?」の一言につきる。

すぐに電話して、コンドームが置いてあることを伝えると
第一声が「は?部屋の中あら探ししたの?」って言われた。
謝罪でも、なんでもなく、まず責められた。私が。

その後急に態度が変わって色々言ってきたけど、
その先はもうほとんど覚えてない。
とにかく、最悪の結婚生活の始まりだったことを今また思い出した。

その時から、相手を信じるってことが出来なくなったんだった。
今まで1度も疑ったこともなく、
相手の行動に疑問を持ったことがなかった。
そんな無防備な状態で、攻撃を受けてしまったから
それはそれは深い傷をつけられてしまったんだね。
思い出してきた。。。。

だけど不思議。
子どもが産まれると、そんな事を思い出す時間もない。
退職して自分の貯金を切り崩す生活だもの。
思えば、やってることが既にシングルマザーだったわ。

どうして一緒に考えてもらうように話さなかったんだろう。
だから成長しないで「父親ごっこ」ができていたんだろう。
離婚してすぐにマッチングアプリにはまり、
かなりの時間を費やしているようだし。
子ども達のことを心配する素振りなんて1度も見てない。
自分が寂しい時に一緒にいてくれるアイテムにしか思ってなさそう。
上の2人は、もう既に色々気づいているし距離があるけど
末っ子はまだ、手名付けられている。
自分自身で、父のどうしようもない姿に気づくまでは
そのままにしてやる他ない。
子どもを信じるしかない。


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