こどもにも花粉症ってあるの?
こんにちは! 院長 ひび です。以前のブログの改変版です。
花粉症の方が急増して、こちらもあわてています。
僕も花粉が多い日は鼻汁と目のかゆみがきます。去年はあまり無かったので、今年は報道にあるようにやっぱり多いのかもしれません。
ところで、
「こどもにも花粉症ってあるんですか?」
よく聞かれます。この季節は、特に「スギ花粉」ですよね。
もちろん、「あります。」
では、どのくらいの頻度でしょうか?
鼻アレルギー診療ガイドラインによると、
スギ花粉症は、
成人では約30%
10代は、成人とほぼ同じ
5-9歳では、13%前後
0-4歳では、3%程度
だそうです。
これを、多いと考えるか、少ないと考えるか。。。
こどもの花粉症で問題となるのは、鼻づまりが多いということ。
そのため、夜間ぐっすり眠れない ⇒ 昼間眠くなる ⇒ 授業に集中できない
こんな悪循環が起こりえます。
鼻汁、くしゃみ、鼻閉、目のかゆみ・・・
お困りの症状にあわせて、
診療ガイドラインに準じてお薬を処方しております。
コンタクトレンズを使用していても使える目薬もあります。
ただし、これらの治療は症状を抑える”対症療法”
もう、来年はこんなつらいのはイヤだ!!
という方には、アレルゲン免疫療法である
「舌下免疫療法」
もあります。去年からこの治療を続けている方は、今年の花粉症は軽く済んでいるようです。
舌下免疫療法を行っているお近くの施設を調べることもできますよ。
当院では6歳以上の未検査の方には、
指先の血液採取だけで可能なアレルギー検査を導入しています。
結果は20分でわかります。
舌下免疫療法は、
スギ花粉が落ち着く6~7月ごろから開始できます。
ちなみに、ダニアレルギーの方は、いつでもこの治療法が開始できます。
ご興味ある方はご相談くださいね~。
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