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鉄拳コーチングされ日記

※このNoteは色々な人が見ているでしょうが、今日はゲームのことを書かせてください。

先日鉄拳のコーチングを受けたのです。
技術の競い合い、競技となるゲームはeスポーツと呼ばれますよね。最近は、体を使ったスポーツみたいにコーチングがあるらしいのです。マジ知りませんでした。

ゲームがうまくなるには自己鍛錬(自己研鑽)が必要です。自分が何を目標とするか、達成するには何が必要か、目標が達成できたか、目標が妥当であったか、今後はどのような鍛錬を積むのか。目標を達成するのはそういったステップを踏んでいく必要があります。考えて行動するのは自分自身です。

自分自身で考え抜く力、やりぬく力があれば、実力は伸びていきます。それはゲームに限らず、勉学でもスポーツでもそうです。でも、いつかは壁にぶち当たります。その理由は、評価するのが自分自身だからです。独りよがりになってしまえば、自分の脳内ですべて完結し、新たなステップが分からなくなり成長することが出来なくなります。誤った方に向かっていても、自分ではわかりません。そのために必要なのが、他人の目からの評価と助言、コーチングなのです。

さて、話をおじさんに戻します。
えっと、最初から壁です。既にシンプル(空虚)となってしまった、応用の効かない脳からスタートです。脳内に鈍いノイズが響きます。そして目標達成する技術も身につきにくい。気が付けばおんなじことばっかりやり気味。結構なディスアドバンテージではないでしょうか。お料理教室もコミュ障で破滅したというのに。

でも、やりたくなっちゃったんですよ。鉄拳8が。

ーーーー(以下、おじさんの鉄拳の思い出話が始まります)ーーーー

鉄拳って大学時代の友達がハマってたんですね。留年するくらい勉強が好きな僕の家では、朝晩ゲーム大会が開かれていたわけです。鉄拳3もその1つでした。
僕はあんまり3D格闘ゲームは好きじゃなかったんですが、様々な構えで相手を翻弄し、くるくるまわる立ち回り、最後を66WPWP(双壁掌)で決める空中コンボに見初められ、シャオユウを使っていました。といっても、キャラの動かしてくるくる回るのが好きで、謎の連携っぽいものを作って楽しんでいるのがメインでした。実際対戦したときも駆け引きとかフレームとか何にもわからず、一方的にポールに殴られる思い出しかなかったわけです。
鉄拳TAGもやりましたが、殴られるレパートリーが増えただけでしたね。リーチャオランに心が折れるまで連続ヒットの下段キックを食らって、何なら台越しに厨房にバカにされて悔しい悲しい思い出があったのが、えーっと何年前?もう20年以上前じゃない?

そう、元から全然うまくなかったわごめん。もう拗れてましたわ。年齢以前の問題だったわ。あと、ぜくしぃという鉄拳のコミュニティサイト誘ってもらったのに全く使えていませんでした。誘ってくれた人ホントすみません。Cielさんでしたっけ?覚えていますか、僕です。ほぼ本名のハンドルネームでやってました。

ーーーー(思い出話終わり)ーーーー


鉄拳8になって、とりあえずいろいろ使おうと思いましたが、何よりもやっぱりシャオが好きなんですよね。少ないながらも操作方法の知識はあるし。

空中コンボなら
背向けRK(虎尾脚)→3LP→背向け→RPLP→66WPWP

くらいならできます。鉄拳3のコンボです。検索したらもうヒットしませんでした。当時は良く減ったんやで。
Practiceでやったらダメージが40くらいでしたわ。終了。たぶん今はうんこなんだと思う。

そして鉄拳8のアーケードクエストも終わり。新しい技もコンボも練習しました。かるびちゃんとNOBIさんの動画に爆笑しながらやっていました。
一通り覚えて鉄拳8、ランクマッチデビューです!このためにプレステ5を新年に買ったんやで!!Wifi6にもしたんやで!!
これが、大きな過ちであることは後から思い知るのでした。

そして黙々と対戦をしていました。自分の攻撃に何故か当たってくれる人に多くマッチしていたのか、なんか知らんけど段位は「修羅」になっていました。
今考えたら回線速度が遅くても対戦したい勢を相手にしていたばかりで、本来の段位よりも高くなっていたのだと思います。選択バイアスってやつです。

さて、そんな初心者に毛が生えた僕ですが、とっても幸せなことに、毒舌ですが観察眼が鋭い、凄腕のコーチの先生に巡り合えることができたのです。
緊張で手に変な汗を握りながら、受講するのでありました。

4人で講習を受けることになりました。
Nさん(鉄拳始めたばかりの女子)、Aさん(クソうま)、Kさん(クソうまだけど鉄拳7の挙動をする人)、Oさん(最年長きもおた、経験者なのに弱い)

わかりますよね、鉄拳に限らず習い事すべての教室でも、このメンツで最もコメントしがたい存在は、俺ですよね。
いますよね、春に習い事を始めて、物覚えが悪いのに口だけはうるさそうなおっさん、ワードとエクセルの講習なのにPC自体がうまく起動できないおっさん、そういうのです。そういうの。

このAさんとKさんとは、講習前に試合をしてみたのです。
結果はすべて敗北、僕はただキャラをカクカクして動かして、殴られるだけのシンプルな結果となりました。あれ、鉄拳ってこんなにシンプルなゲームだっけ。どうしたらいいんだろう。波動拳とか打てないのかな。

そういううちに、コーチがやってきて講習を行いました。
Nさん→強キャラの手っ取り早く勝てる連携を教示→初心者にありえない速度で順調に昇段
Aさん→うまいんで動画みて研究しろ→更にうまくなる
Kさん→鉄拳7みたいな動きをしとる→有効な連携を教えて圧倒的成長

凄いな、みんなすごい。
さて、僕のシャオをコーチに見てもらいました。
ええ、カクカクして一方的に殴られるだけでしたけどね。

コーチのアドバイス
・シャオの強い技・連携を知らない・使わない
・遠距離中距離でぶっぱするスラッシュをやらない
・とにかく手数が少ない!
・壁コンボ覚えろ!
・Wifiは迷惑やろが!
・プレステ5で画面共有は怖いんでチャレンジやめてくれませんかね!

瞬時にこの指摘をいただきました。
さて、アドバイスをもとに自分の動きはどうだろうと、紙に書いてみました。

おいおい拗れてんな

あっ・・・微妙な距離でカクカクしてるだけやん。そうか、こういうことか・・・鉄拳が単純に見えるのはお前の頭がシンプルなだけ、コーチはそう言ってたような。これは気の毒なくらいシンプルだなぁ。

そこを抜け出すには、もう一度自分で考えてみた。
遠距離ですることわからん→遠距離中距離でスラッシュを覚えろ
何かに打ち負ける→強い連携を覚える
攻める要素がない→強い技・連携を覚える
回線が遅い!→マンションでVDSLだけどせめて有線にする
PS5困ります!→ゲーミングPCを買う

こういうことを瞬時に見抜いて対策を教示できるコーチ、最強です。
価値として考えるなら、1時間あたり2千円レベルは遥かに超えています。
習うって本当にスゲー。モチベーションめちゃくちゃ上がる。仕事めちゃくちゃ多いんですけど、どうにか時間をつくって鉄拳がやりたくて仕方がない。

頑張ります。







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