おーちゃん

呼吸器内科医として日々暮らしています。伝えたいことを文章にしていきます。趣味はライブ鑑…

おーちゃん

呼吸器内科医として日々暮らしています。伝えたいことを文章にしていきます。趣味はライブ鑑賞。川本真琴、大石理乃、眉村ちあき、松永天馬、そして中島みゆきにハマっています。「川本真琴は人生」というほどに大ファンです。 Amazonアソシエイト・プログラム参加者です。

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    診察室での雑談です。

最近の記事

鉄拳コーチングされ日記

※このNoteは色々な人が見ているでしょうが、今日はゲームのことを書かせてください。 先日鉄拳のコーチングを受けたのです。 技術の競い合い、競技となるゲームはeスポーツと呼ばれますよね。最近は、体を使ったスポーツみたいにコーチングがあるらしいのです。マジ知りませんでした。 ゲームがうまくなるには自己鍛錬(自己研鑽)が必要です。自分が何を目標とするか、達成するには何が必要か、目標が達成できたか、目標が妥当であったか、今後はどのような鍛錬を積むのか。目標を達成するのはそういっ

    • 新しい物語は終わっていた。

      最近の仕事の話です。 コロナが流行してからというものの、呼吸器内科よりも、感染症内科として仕事をしていることが多いです。もともとの専門は呼吸器感染症であったので、そういう道にもありなのでしょう。 運が良いのが、新しいことにチャレンジというように見えますが、ベースの知識が多いため、ゼロからのスタートにはならないわけです。 もともと僕を含めた全国の呼吸器内科の先生はコーセー物質の大先生(自称)になっている感は否めませんが、そういうことですよね。いいんです、炎上しても現実ですか

      • 敗北おじさん

        今朝は夢を見ました。久しぶりにはっきりと覚えていました。 上司に怒られるし、上司とは別のプロジェクトも外された夢でした。 いやごめんそれは事実でしたわ。 そうしているうちに、音なき自分の声が心に響いてくるのでした。それを意識と呼ぶのでしょうか。 「偉くなろうとか覇権争いだとか、自分の実力を発揮しようだの。楽しい人生だったか?疲れなかったか?そうやって年を取ってしまったぞ。好きなものを食べ、好きなところに旅に出れば良かったんじゃないのか?」 そうしていると、綺麗な音とと

        • 仙台徘徊旅行(2/2日目)

          前回、仙台旅行記を書いたときにはとても後悔しました。なぜならば、文面と言い、僕が若いころ書いていたWeb日記にとてもよく似ていたからです。 先日、本棚から大学時代の「弓道部 部誌」が出てきました。なんと、僕は「旅行記」を書いていたのです。二十二歳のころ、北海道を車に乗って二週間旅行しました。予算はそれほどなかったので、車中泊だったり、道の駅だか高速道路のPAにテントを張ったり、いかにも充実した大学生が行いそうなことですね。 ただし、現実はギャルゲーの「北へ。」や「風雨来記

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          仙台徘徊旅行(1/2日目)

          少し前の事になる。 僕は仙台旅行をしたのである。いつものように衝動的な40代中年キモオタの旅、そのリアルを描いていこうと思う。 時は7月末。僕は色々なことに追い詰められていた。仕事、書く、書く、仕事。何を書いていたかというと、いつもの締め切り追われ業だけでなく、論文を書いていた。それなりに年を食ってるので、1つ何か書けば指導医やら専門医やらがついてくる。あと1つだ。一歩抜けられるのか万年平社員。 だが、そんなもん書いたこともねえし、誰にも習うこともないしな。 すっごい頑張

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          聞く技術と聞かない技術

          最近、仕事が絶不調です。外来の回転が悪くなり、時間がやたらかかるようになりました。何故でしょうか、外来の予習もしているのに。 最初は、数が多いから難しい症例が増えてきたのなと思いました。しかし、ストップウォッチで測定したら、簡単な症例でも時間がかかるようになっていました。外来時間が延びるということは、待ち時間が増えるということです。これは内科医として致命的なことだと危機を感じました。人数の割に、待ち時間が長すぎるお医者さんは褒められたものではありません。どうして時間がかかるよ

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          「黒鉄の魚影」とオタク男性高齢化社会

          ゴールデンウイークはオンコールやらで遠くには出ませんでした。 というか、出かけないことに慣れすぎてしまいました。 でも映画くらいは見たいなと思い、近所の映画館に行きました。 映画 名探偵コナン「黒鉄の魚影」です。やっとです。やっと見れました! 3回目ですけど。 僕が初めてコナンを見たのは高校生の時でしょうか。 しばらく見ていましたが、大学受験で見なくなってから離れていきました。 ですがここ数年、「純黒の悪夢」からでしょうか。ブームが再燃し、毎年見るようになりました。 近

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          AIとおじさん終了

          とりあえずAIって書いていればそれっぽいじゃないですか。 今年いきなりAIが台頭し、どの仕事がなくなる?などの文章を書いて恐怖を煽るビジネスが流行しています。僕も恐怖換金ビジネスのビッグウェーブに乗るしかないと思い、筆をとりました。 現時点でChatGPTは、既存の情報を読み込んでそれっぽい答えをしてくれますよね。つまり、すでに「既存の情報を読み込んでそれっぽい情報を吐き出す」仕事は既に大分厳しいんだなと思います。 今は大したことなくても、まともな量の情報をたくさん読めれ

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          降りるということ

          年度を更新して、今年も市中病院で頑張ることとなりました。 勤務医中年おじさん(年齢+1)にグレードアップ(ダウン?)しました。 しばしば、いつまで続けるの?と言われるようになりました。お医者さんをやめて何かをするわけではなく、「市中病院や大学病院といった、いわゆる救急を診るような病院、研究機関も兼ねた病院」をいつまでやるのということです。その先は開業したり、療養型病院の勤務医になったり、道は沢山あります。医師免許ってすごいなぁと思いつつ。 一般的には、少なくとも後者の療養

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          凝り性スイッチ

          好きなことは何なのか、ずっと探し求めていました。 ゲームも好きだけど、旅行も好きだけど、それが全てかというと、なんだか違うなぁと思ってしまうのです。 ただわかることは、それを文章にしていく過程を経て、結局は書くこと自体が好きなことに気づき始めました。 そういえば学生時代からインターネットで日記を書いていたりしたし。かのくつ王や、倉原先生だってそうだって聞いたりします。同じなのかもしれません(勝手にそんな大物と一緒にしないでください案件)。 僕は自分の専門知識と、鬱屈とした何

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          外来の予習

          理由もなくおなか壊すし、だるいし、なんだか調子の悪い日でした。僕は結構そういう日があって、朝起きたらすぐわかるんですよね。そういう日は何も生産できないんで、落ち込んでしまいます。みんなそんな日ないですか? 今日は職場に行って、外来の予習をする日にしていました。治療している疾患と治療方針、次の外来の予約はいつ頃かまで考えます。今日は外来の予習だけして、あとはゲーセンいってツイッターしてまた1日を無駄にするのでありました。 呼吸器内科医(自称)の僕としては、この外来の予習はと

          外来の予習

          サイゼリヤと美食

          突然ですが、僕はサイゼリヤがとっても好きです。 安いし、上手いし、出る早さは普通だけど。 サイゼリヤの良いところは、何っていってもペコリーノチーズをこれでもかというレベルで食えることです。おすすめは「たっぷりペコリーノチーズのポモドーロ」。好きすぎてたまらないっす。 週1回は食べたい。月1回食べないと不穏になりそう。 注文番号は「PA23」です。いいですか「PA23」ですよ。 基本サイゼリヤに来たら注文票に「PA23」って書いておけばいいです。暗記しましょう。センター試験

          サイゼリヤと美食

          鬱屈なことばかり書こうとすると 似たようなこと書いてしまった。 そしてポメラに慣れない。

          鬱屈なことばかり書こうとすると 似たようなこと書いてしまった。 そしてポメラに慣れない。

          楽しまなければいけない

          40代、楽しまなきゃいけない。 40代は体力もある程度あり、頭もある程度働く 最も楽しい年代なんだそうです。 人生の後半になります。限りが見えてきた今、残りは意義のある人生を送り、楽しまなければなりません。 ある程度、お金も自由に使えるようになった今、体力も気力も感性も衰えてしまう前に、楽しまないと本当に損ですよね。今まで何のために頑張ってきたんでしょうか。 では、楽しめなければ一体どうなるのでしょうか。 時間がたっていけば必ず老化していきます。体力は落ちて、やる気もな

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          ワークライフバランス

          ただ溺れているような感じがする。 先日、若手の講演を聞く機会があった。自分の専門分野というか、やりたいことにすごく近い講演で、面白かった。質問もしたが、もっと沢山質問したかった。 やる気もモチベーションも上がった。一方で、同じようなことをやりたかったのに、できなかった自分に、関心が向いてしまうのであった。 この5年間は自分自身の怠惰の結果なのか。環境の要因なのか。それともCOVID-19が流行った世の中だったからか。 たぶん、どれもあるんだと思う。もっとやりようはあった

          ワークライフバランス

          何かを制限させること

          感染症と社会の「落としどころ」 みなさんは、休日何をして過ごされているでしょうか。きっと、感染に気をつけながら楽しんでおられるのではないでしょうか。 自粛の世の中がやっと終わりつつあり、街には活気が戻っています。新型コロナウイルスの感染者が増えたようなニュースもあまりありません。まあ知らんところでじわじわと増えているのですが。 新しい生活様式、マスクをし感染対策を十分に行って日々を楽しもう、そのような幸せな日々になりつつあります。 人との交流を楽しんだ結果、罹患してしまっ

          何かを制限させること