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2021.10.1

よりにもよって大型台風が最接近したこの日。気圧のせいで偏頭痛が酷いこと、左半身が非常に重たく感じていること、8月から続いている関節痛の中でも、左手首の痛みがここ数日酷いことを伝える。
身体をほぐしながら問診する中で見つかった答えは、神経や関節の異常というより、筋疲労から来ているものではないかとのこと。これまで筋力を上げることに重きを置いていたため、繊細で細かな作業でも無意識に筋肉をフルパワーで使っており、疲れが溜まることで2次的に関節に痛みが出ているのではないかとお話をいただいた。
今回リハビリ通院ではじめて作業療法を行った。発症前からそんなに手先が器用な方ではなく、発症してからだんだん手先の使い方が下手になっている実感があったのでとてもありがたかった。先程の理学療法士さんのお話の通り、無意識に前腕に力が入っていることをはじめて自覚した。健側の右に比べて、患側の左はぎこちない動きであることは自分でも痛感していたが、身体構造のプロである理学療法士さんにはしっかりと見抜かれていて、改めてそのすごさを感じた。
しっかりと筋力はついてきているのでこのまま筋トレを続けて良いということ、軽い抵抗のあるもので必要以上の力を抜く練習をして、どの程度の力でどんなことができるのかをしっかり自分で理解することにシフトチェンジしていこうと告げられた。


2021.10.15

前回行ったスポンジを握り込んで力の加減を知るトレーニングを、家中のスポンジを握り込むことを続けて2週間、筋痛も関節痛もだいぶ落ち着いたことを伝える。
左足をかばうために右足に負担をかける歩き方を9か月間も続けてしまったために、左より右の方が1.7倍くらい太さも違っていたのだが、ゆっくりとストレッチをする中で、理学療法士さんから脚の筋肉の左右差がだいぶなくなってきた感じがするとお話をいただいた。毎日マッサージをしている中で、自分ではあまり変わりないように感じていたし、筋力差はさほどないのに太さが違う脚に嫌悪感を抱いていたので、この言葉は非常にうれしかった。
今回は少し長めに40-45分ほどトレーニングを行う。ここ最近ほんの少しの運動でもしっかりと汗をかけるようになったことを話すと、何よりも大切なのは、基礎体力と代謝なので、とにかく継続していくことがいちばんだとお話をいただいた。
長い期間トレーニングを重ねた成果はしっかりと出ているし、どの仕事をしても支障をきたすようなことはない程度になっているので、ゆっくり続けながら社会復帰へのエールをくださった。


2021.10.29

前回のリハビリ後から始めたおうちヨガのおかげで、体調を崩してしまうことがかなり少なく、社会復帰を目指すわたしにとっては非常に良い傾向である。ほとんど体調に変わりはないが、高校時代から抱えている腰痛が復活していることを伝えて、しっかりと身体を伸ばす。
毎日トレーニングは欠かさず行っているので、以前よりも関節や筋肉のこわばりは和らいでいることが、きちんと自覚できるようになってきた。筋肉量にはまだ左右差があるが、同程度の負荷で継続して鍛えていけば大丈夫だと言ってくださった。
通院リハビリを続けるにつれて、だんだん重い負荷にしながら休憩は短くしている。わたしの身体の動きを見極めながら、適切なタイミングで欲しいアドバイスや情報をくださるので、苦慮なく続けられていると思う。
腰痛は疲れてくると腰が反り、そこから来ているものだと思われるので、運動をするときは下腹部と前ももの筋肉を意識しながら行うようにとお話をいただいた。また、寒くなるにつれてどんどん可動域が狭まっていくので、しっかりと身体をあたためた上でトレーニングを続けること、トレーニングの後には必ずストレッチとマッサージを行うことを伝えられた。

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