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2021.7.6

いつも通りリハビリテーションルームに向かい、患者確認をしていただいた途端に飛び交う「お誕生日おめでとう」の声。もう特別感もうれしさもあまり感じない24回目、ちょっぴり恥ずかしい、でも祝わっていただけるのはやっぱりうれしい。
7月からは2週に1度のリハビリ通院。長時間ビデオ脳波モニタリング検査を受けるお話は、担当してくださっている理学療法士さんにも伝わっていたので、日程等決まったらお話を通すということを伝える。
ちょっぴり浮かれた気持ちでいつも通りトレーニング。15分程度のメニューを何度も取り組むことにシフトチェンジしてきたので、30-40分続けてのリハビリは疲労感が少しあった。身体をほぐすストレッチやマッサージを入念にしてきたおかげか、身体のこわばりや硬くなった関節は快方にあるとのこと。体調もどんどん良くなっているので、短時間のメニューをたくさん行うことと、ずっと気にしている患側の筋持久力を伸ばすようなメニューを取り組むことを伝えられた。



2021.7.20

大学病院での受診を終え、長時間ビデオ脳波モニタリング検査の入院予定日が決まったことを伝えると、それまでは今までと同じように身体と相談しながらリハビリと求職を続けていくことでお話をいただいた。
リハビリ通院をはじめて2か月になるが、はじめて入院中の患者さんとほんの少しだけお話することができた。どんな病気かと訊かれ、包み隠さず分かりやすいようざっくり話すと、「若いのに大変な病気ひとりで背負って頑張ってんのけ!俺も頑張んねえとなあ。」と笑顔を見せてくださった。
その入院患者さんの笑顔に同じ患者のわたしは元気をいただき、いつも通りのリハビリが非常に楽しく思えた。梅雨が明けて本格的な夏の暑さを感じるようになり、涼しいリハビリテーションルームでもしっかりと汗を流してトレーニングに励む。バランスパッドの上で行うトレーニングは、不安定な患側では支えきれずふらつき、まだ筋肉や力のかけ方には左右で偏っていることを実感した。
生まれた頃から滝のように流れ落ちる汗のかき方だったのが、昨夏に自律神経失調症を患った際に汗腺が一切働かなくなってしまい、それを機に皮膚にまとわりつくじんわりとしたかき方に変わってしまったことが、近頃気になっていた。理学療法士さんにこれは問題ないことなのだろうかとお話すると、摂取した水分量に対して体重が増えていない限りは、汗や尿として排泄がしっかりできているので今は心配ないということだった。汗がかきにくい分なおさら身体に熱がこもりやすくなっているので、水分補給はもちろんのこと、トレーニングを行う環境もうまく調節しながら続けるように伝えられた。
体力や運動機能に関してかなり改善しているのが実感としてあり、理学療法士さんからも上手にトレーニングできていることをお褒めいただいている。少しでも運動機能の改善と生活水準の向上を目指して、控えている大学病院での検査入院と、じっくり進めている復職に向けて、どんどんモチベーションを上げていきたい。

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