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雑記:南方センセイゆかりの地を巡る旅 1日目(2024/1/6)

突然ですが、私は今和歌山県に来ています。何年も前から来たいと思っていた地にようやく来れました。
目的は、自分の最も好きな歴史上の人物である南方熊楠ゆかりの地を巡ること。南方センセイは歴史の教科書には出てこない(但し和歌山県内の学校の教科書には出てくる)ので、いつの時代に何をした人物なのか知らない方も多いと思います。その活動内容は多岐に渡り一言で説明するのは難しいですが、敢えて簡潔にまとめるとこんな感じです↓

南方熊楠(1867〜1941)
近代日本の博物学、民俗学に大きな影響を与え、植物学の世界的な研究者としても知られる南方熊楠さん。
幼い頃から学問好きだった熊楠さんは、東京大学予備門へ進学するも、学問への欲求が満たされず退学。20歳でアメリカへ渡り植物の研究に没頭し、25歳でイギリスへ渡ると大英博物館を拠点に当時最先端の学問を吸収。科学雑誌「ネイチャー」などに数多くの論文を投稿し、研究者として名を上げていきました。33歳で帰国すると、那智山での植物調査を経て田辺に定住。その生涯を研究に費やします。
熊楠さんの研究で特に有名なのが「変形菌」。当時36種だった日本の変形菌相に178種を追加し、昭和天皇へのご進講を務めたことも。また、神社合祀反対運動をきっかけに自然保護にも尽力。いまとなっては世界遺産登録を果たした熊野の森や神社も保護し、エコロジストの先駆けとして注目されています。

フリーペーパー
『たなべの三偉人を巡る旅』より

まずは白浜に到着。白浜駅からバスで南方熊楠記念館へ向かいます。



昭和天皇陛下御製記念碑

記念館は、最寄りのバス停から徒歩で約8分。小高い小山の上に建っているので、たどり着くまで意外に疲れた😂

館内では、南方センセイが植物採集の際に使用していた道具や、ロンドン修業時代や田辺在住時代に愛用していた抜書帳を見物しました。一番の目玉は「世界一長い履歴書」。画像で見れば明らかですが本当に長い!これだけ長いと読む方も大変だったと思います笑


屋上に登れば田辺湾を一望できる。かなりの絶景。
遥か遠くに小さく四国も見える。



南方熊楠記念館を後にして次は紀伊田辺へ移動。今回泊まっている宿泊施設はこちら↓

宿泊料金も安く内装も綺麗ななのでお勧めです。今回はドミトリーでの宿泊。運悪く鼾マンとエンカウントしてしまったので、次泊まる時は個室にします😰

因みに紀伊田辺駅付近のお店は、居酒屋などを除くと19時過ぎ頃には軒並み閉まってしまう様です。駅に併設されているコンビニも、朝6:30にならないと開店しません。
東京にいる時と同じ感覚でいると結構焦ります💦
こんな感じで1日目は終了。二日目は紀伊田辺一帯を観光します。

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