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#1137 考える力がつく!「なぜその決定なのか」確認思考

おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、チームワーキングで仕事をもっとおもしろく、キャリアもっと持続可能に、オンラインスクールスクラより、仕事、キャリア、両立にちょっと役立つヒントを配信します。

「決める力」「考える力」を磨く方法

今日は、「決める力」とか「考える力」を磨く方法として、私なりにおすすめの方法が一つありますので、これを取り上げてお届けしたいと思います。
なんでこのテーマかというと、「決める力を身につけたいんですけど」とか「考える力をつけるには、どんな工夫ができますかね?」こういった相談とかご要望をいただくことが、結構多いなと思っています。
限られた時間で最高の成果をあげたいなとか、仕事の質をあげたいな、いい仕事をしたいなと思うと、決める力とか考える力が結構重要なキーになるので、ここへのニーズはその通りだよなと思いますよね。
なので、「決める力・考える力を磨きたい」に対して、今日からできるおすすめの方法があるので、その一つのアイデアを共有しようというのが、今日の放送の趣旨です。
もちろん小田木所感ですので、「なるほど、そういう発想もありか」みたいな感じで聴いていただければと思うんですけど、これは本当にすごく簡単。今日からできます。

「なぜその決定なのか」を確認するクセをつけるだけ

何かというと、なぜその決定なのか確認する癖をつける
本当にこれだけなんですよ。
分析とかじゃなくて、確認するだけでいい。
これがすごいミソなんですよね。
繰り返しますよ。なぜその決定なのか確認する癖をつける。これだけ。
どういうことかというと、私たちは日々、いろんな決定を聞くじゃないですか。自分がするのと同じぐらい。もっと言うと、自分がする以上に誰かの決定を聞くというケースが多いと思うんですよね。仕事でもプライベートでも。
その時についやっちゃうこととしては、決定内容を聞いたら、すぐ決定内容のほうにいっちゃう。「ということは、こうじゃないですかね?」とか、「あれ、どうする?」とか、決定内容を前提として、決定内容についてワイワイ話をしちゃう。これはよくありますよね。
もしくは、その決定内容について議論を始める。「でもそれだと、こうじゃないですかね?」こんな話を始めちゃう。
それももちろん大事ではあるんですけれども、ここでまず目を向けたいのは、なぜその決定なのかですよね。
これは勝手に推察するんじゃなくて、確認する。相手に確認する、もしくは相手の話の中でなぜその決定なのかをちゃんとつかむ。
ここです。これだけ。
例えば、今年の連休はデイキャンプに行くことにしました。こういう決定をパートナーが家族の中でしたとするじゃないですか。
つい決定内容そのものに反応して、「やったー」とか「どこへ行く?」とか、もしくは、「え、ジブリパークがいい」みたいな感じで、決定内容のほうにいっちゃうんですけれども、ここでなぜその決定なのかを確認するということですよね。
聞いてみたら、例えば、大前提に混雑を回避した行先を選んだ。あ、なるほど、決定理由その一は、混雑回避ね。
その二として、労力が最小で済む方法を決定した。例えば、泊まると荷物が4倍になるけれども、ディキャンプだったら食事の材料も資材も1/4でいい、だからという労力という観点があったり、もう一つ、余力という観点があって、夜はゆっくり体を休めたいじゃんとか、次の日一日ゆっくりできる計画を立てたいじゃん、そういう感じの決定理由が確認できると、あ、なるほど、混雑回避、労力の観点、余力の観点、そうやって決めたんだなということが分かるじゃないですか。
これが、なぜその決定なのかを確認するということですよね。
簡単ですよね。確認するだけなので。

次に自分が考えるときの着眼点にそのままなる

でもこれが仕事の場合は、次に自分が考えるときの着眼点にそのままなると思うんです。
考えるスピードや力、質のいい決定を素早く出せる力というのは、結局、着眼点のストック数がどれぐらいあるかだと思うんですよね。
着眼点のストック数を日々の中で増やせるのが、なぜその決定なのかを確認する。
そう考えると、他者の決定をトレーニングの機会にできる大変にお得な方法だと思いません?
「なるほど、そこね」とか、「そういう考え方ね」こんな感じで、きちんとつかめるというのは、一つ、おもしろいことでもあると思うんですよね。
特に、例えば社内でいくと、経営だとかリーダーだとかマネージャーの、なぜその決定なのかの着眼点を確認することは、自分にない視座の着眼点を増やすことになると思いますし、そうすると、後輩とかメンバーのなぜその決定なのかを聞くことに意味がないのかというと、それも全然違いますよね。
こっちの着眼点を欠いてないか?とか、偏りやギャップを見つけて決定そのものの精度を上げることに力をかせるということも、なぜその決定なのかをちゃんと確認するという中に含まれると思います。
さらに、他者の決定が自分のトレーニング機会になってお得なだけではなくて、なぜその決定なのかの着眼点まで含めてちゃんと理解ができているということは、その決定に伴って何か事を進める上で、余計な事を心配したり、余分なことに力を入れたりしなくてよいということにもつながると思いますので、さらに副次的な効果もあるよということで、ぜひ習慣にできるといいんじゃないかなと思います。

ということで、今日は「決める力・考える力を磨きたい」こんなお題にもとづいて、すごく簡単ですぐできる、なぜその決定なのかを確認する癖をつける、そんなアイディアを共有させていただきました。
私も、これを日々、使っています。めちゃくちゃ使えるし、習慣になると、こんなに強いものはないなと思っていますので、みんなで習慣にしていきましょう。

今日は短いですが、以上です。
お聴きいただきありがとうございます。

今日も一日良い日にしましょう。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクールスクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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