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#920 相手に期待することは、言語化してちゃんと伝えよう

おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、チームワーキングで仕事をもっとおもしろく、キャリアもっと持続可能に、オンラインスクールスクラより、仕事、キャリア、両立にちょっと役立つヒントを配信します。

今週も一週間がスタートしました。
8月もすっかり後半に突入して、あっという間に9月が来そうな気配がすでに漂っていますよね。
子どもたちは、「あー、夏休みが終わる…」みたいな雰囲気を漂わせ始めております。
皆さんは、この8月後半はどんなモードでしょうか?

#言語化しよう

今日は、Voicyさんが全体で展開されているハッシュタグにもとづいて放送をお届けしたいと思います。
今週のハッシュタグは、『 #言語化しよう 』です。
また来た!言語化って感じですよね。

このチャンネルでも、いろんな切り口で言語化を扱ってきたなと思うんですけど、「はいはい、言語が大事って分かってますよ」という中で、今日はどの辺を切り取って放送させていただこうかなというところなんですけど、何を言語化するか?こんな着眼点をおいて、今日は「相手への期待の言語化」にフォーカスをして、放送をお届けしたいと思います。
相手に期待することをちゃんと言語化して伝えよう
タイトルをつけるとしたら、こんな感じの放送ですね。
この辺も、言葉だけ聞くと、「分かってますよ」というテーマになると思うんですけど、それでも、私も改めて自分に対してですが、一方的に期待して、勝手に裏切られて、一人で落ち込むって本当にしんどいじゃないですか。
自分が当事者になってもしんどいし、近くにいる大事な人がそういった感じでしんどさを感じているのを見るのもつらいし、自分に関わる人が勝手に期待して、勝手に落ち込んじゃったりするのはなくして、お互いにヘルシーな関係性が築けたらなと思いますよね。
なので、「もう分かってますよ」というテーマかもしれないですけど、今日の放送はそこを切り取ってお話をしたいなと思います。

相手に期待することをちゃんと言語化して伝えられているか?

相手に期待することをちゃんと言語化して伝えられているか?一方で、分かってはいるけれども、それができないときの具体的なイメージはできますでしょうか。
ぜひ一緒に妄想してみていただければと思うんですけど、例えば、仕事でちょっと困ったことがあって、先輩や上司に「相談にのってください」こんな声をかけたとするじゃないですか。
「ちょっと相談にのってもらっていいですか?」こんな感じの声をかけたとしても、具体的にどんなことを期待して相談にのってほしいという言葉を使っているかは、結構ケースによって違うと思いませんか。
ある程度自分で続けることを前提にして、状況を整理したいから壁打ち相手になってほしいなという場合もあれば、自分でやる前提でそれをうまく進めるためのアドバイスがほしいなというケースもあると思うんです。
一方で、実は自分じゃどうしようもないから手伝ってほしいという期待を持っていることもあれば、物理的に難しいからかわってほしいという期待を持ちながら、相談にのってほしいと言ってるケースもありますよね。
あとは、状況を理解してほしいとか、ちょっとねぎらってほしいとか、細かいニュアンスも含めると、期待していることってケースバイケースだし、多種多様だと思うので、こういうことを具体的に伝えながら、その時間を自分にとって期待する時間にちゃんと作り上げることができているだろうか。

今は仕事のケースでしたけど、家庭でも同じですよね。
例えば、「あー、今日はご飯を作りたくない」という心の声を口に出して言うとするじゃないですか。
これを言ったとして、目の前にいるパートナーに何を期待しているかって、これもケースバイケースでいろいろですよね。
例えば、「そうだよね」という共感だけでいいのか、それとも、最終的には作るけれども、疲れているということをねぎらってほしいのか、それとも、言いたいだけなのか、もしくは、かわりに作ってほしいのか、この言葉を受けて、「じゃあ、外食しようか」とか、「今日は買ってきちゃおうよ」と言ってほしいのか、それとも、子どもを見ていてほしいのか。
これも、頭の中にある相手に期待することや、次に起こってほしいシチュエーションがあるのであれば、それは声に出して伝えないと、相手がその期待に応えようがないというところって、これもやっぱり頭では分かっていますよね。
だって仕事での相談のケースも、家庭でのご飯を作りたくないというつぶやきのケースも、もし逆の立場で、自分なりに「こういうことかな?」と推察しながら行動をしたとしても、「いや、そこじゃないんだけど」みたいなケースが、相手から言われたり、あとから発覚しようもんなら、やっぱり「言ってよ」と思うじゃないですか。
言われるほうとしても、自分にできることがあれば、相手に貢献したいとか、応えてあげたい気持ちがあるケースが大半だと思うので、「それならば言ってほしい」という気持ちもあると思うんですよね。

お互いの期待が合致している状態からスタートを切る

具体的にいろんなシーンを思い浮かべても、仕事のミーティングだったり、何気ないコミュニケーションだったり、パートナーや顧客との商談だったり、いいものにしようとか、効果的にことを前に進めようと思うと、期待をちゃんと伝える、もっと言うと、相互に期待を満たし合う時間にしたいのであれば、最初にお互いの期待をちゃんと合わせるということが、すごくすごく大事だなと思っております。

ここまでを聞くと、やっぱりちゃんと伝えたほうがいいよねと思うんじゃないですか。
これをいざやろうとした時に、ふとつまずいてしまうのが、実はちゃんと自分で自分の期待に目を向けないと、自分が何を期待しているのか、どんな希望を持っているのか、自分で気づいてないということがままあるな、自覚ができないというケースがまま多いなということに、はたと気づくんですよ。いろいろ考えながら行動を起こしているように見えて、実は考えていることは、「こんなことを言ったら相手にどう思われるだろうか?」という相手の目線だったり、もしくは、自分自身の期待や希望ではなくて、「相手は何を期待しているだろうか?」そっちを読むことに一生懸命になっちゃって、自分の本当に期待していることに目を向けていないとか、自覚がないということもままありまして、私は実は問題の本質ってそこかなと思います。
なので、ちゃんと目を向けるとか、言語化して伝えるとか、そういうことを習慣にしてできるような筋肉を鍛えていくということが、一方的に期待して、勝手に裏切られて、一人で落ち込むサイクルから抜け出る、すごく大事な一歩になるなと思っています。

私は、仕事のチームなんかでは、期待していることや、相手に望むことをちゃんと言うというのはめちゃくちゃ大事にしていまして、なのでちょっとしたミーティングでも、この時間で何を期待してるのか、今から言うことをどんなふうに聞いてほしいのか、それに対してどういうリアクションをしてほしいのか、これが結構普通にコミュニケーションされているなと思いますし、そうなると、社外のお客様であるとかパートナーとも、お互いに何を期待しているかをちゃんとすり合わせて時間を使うことで、やっぱり一つ一つの時間だとか、そこにかけるエネルギーが、効果的にいいものになっているなと感じています。

そういうシーンで困るのが、自分が何を期待しているのか分からないとか、それを言語化できないというと、そういう文化の中でコミュニケーションをとること自体が難しくなっていくので、ここを毎日の中でお互いにトレーニングしあえると、すごくいいなと思います。

察する能力に頼るのは難しい

最後は、私の所感ですけれども、立場の違う人と一緒に仕事をするとか、そもそも仕事をする場に多様な人がいる状況だと、察する能力に頼るというのは、お互いに難しいと思うんですよね。
自分の察する能力も、相手に対して100%ではないし、相手の察する能力に頼っちゃうと、期待が伝わらないことのほうが圧倒的に多いと思うので、察する能力はもちろん大事ですけれども、それに依存したコミュニケーションを続けちゃうと、本当に非効率だなと思いますし、そういう状況って相手と信頼関係を築くのが難しくなっちゃうので、いい関係を築くとか、その時間をいい時間にしていくのに欠かせないのは、お互いの期待が合致している状態からスタートを切るということで、その最初の一歩は、期待していることをちゃんと言葉にして伝え合う、ここだよなと思っているという、そんな感覚から今日の放送をさせていただきました。

ちなみに、私が思うのは、これが一番難しいのって、本当に近しい家族の間柄だと思うんですよね。
仕事ではできるけれども、家庭だと難しいと感じることが多いのも、相手に期待することはちゃんと伝えるという部分になると思いますので、仕事でトレーニングしながら、そして本丸の家庭でいいパートナーシップを築いていく。
こんなふうに考えるのもありじゃないかなと思っております。

ということで、今日は『#言語化しよう』にもとづいて、相手に期待することは言語化してちゃんと伝えよう、こんな切り口で放送させていただきました。

オンラインスクール「スクラ」9月開校期もうすぐ!残席4です!

今日は、お知らせがありますので、皆さんぜひ聴いてみてください。
今日は8月21日です。
月末まであとわずかでございます。
何が言いたいかというと、私たちが丹精を込めて、丁寧に育てている事業である、オンラインスクールスクラの半年に一回しかない開校のタイミングが、 今回は9月開校期ということで、目の前に近づいてきております。
オンラインスクールスクラは、チャンネルのオープニングのタイトルコールでもお伝えしておりますが、これからのチームワーキング、気合い・根性・長時間労働に依存するのではなく、チームで連携して一人であげる以上の成果をあげる、そのための仕事のやり方、ビジネススキルを体系的に仲間と学んでトレーニングして鍛える。これを目的にしたオンラインスクールです。
半年に一回、開校期がやってまいりまして、9月開校期が目前という今のタイミングですが、8月中が9月開校期に参加してくれる方を募集する期間ですが、残席が残りあと4席になってまいりました。
とてもおもしろくて魅力的な人たちが集まってきていて、9月開校期もいい仲間といい体験ができる期になること間違いなしというタイミングですので、もし「ちょっといいな」とか、「どこかで考えたいな」と思っている方がいらっしゃいましたら、今週と来週のあと2回だけ開催されるオープン説明会に、まずはぜひ参加をしていただきたいなと思います。
9月は目前ですけれども、そこから先の開校のスケジュールも知っていただいて、そもそもどんな場で、何が得られるのかも知っていただいて、興味がある方には安心して検討もしていただきたいなと思いますし、参加しないも含めて、自分に合った選択をしていただきたいなと思っておりますので、興味のある方は、ぜひこのタイミングで情報を受け取っておいてください。
本日時点で残席は4席。
そんなオンラインスクールスクラの9月開校に向けたアナウンスでした。
Voicyを聴いて参加を決めましたよって言ってくださっている方もいて、本当に心からうれしいです。
ここで発信されるチームワーキングだとか、仕事を楽しむための仕事スキル、そういったものに関心を持って、「ちょっと行っちゃおうかな」そんな方が出てきていることに感謝しかありません。

ということで、今日のアナウンスタイムは、9月開校目前オンラインスクールスクラの情報提供をさせていただきました。
最後までお聴きいただきありがとうございます。

今日も一日良い日にしましょう。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜
び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクールスクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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