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前歯では砕き切れない頑なを溶かすほどには熱も持てずに

体積は増すと習ったその昔冷えれば増えるはずじゃなかった?

一昨日の空気が爆ぜる音がする忘れていいよと背を押すように

さらさらと落ちては増える砂のよに生まれてこよう来世はきっと




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