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熱波

動けぬと声を上げれぬ風と皮膚混ざり合う時午前5時闇

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夜明け前寸前って、こんなに重苦しかったっけ?
アタシって皮膚あるよね?
肌あるよね?

空気との境目がなくなって、ずるずると熱気が身体中の穴という穴からスライムが纏わりついて入り込んでくる感じ。

昨日の熱を抱え込んだまま朝を迎えるんじゃないよ!風!

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