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umbrella

ポンと咲く秋の小雨の傘の花右と左の肩を濡らして

半分で済むならそれが最善と呟く君の黒子ほくろは右で

雨足のリズムに合わせゆく果ては晴れか曇りかこのまま雨か

濡れたって平気だよっと誰も居ぬ路地で口にす天に向かって




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