おだもえ

繊細女子の映画鑑賞記録。優しくて穏やかな話が大好き。浪漫のある話も大好き。ホラーやスプ…

おだもえ

繊細女子の映画鑑賞記録。優しくて穏やかな話が大好き。浪漫のある話も大好き。ホラーやスプラッターが苦手。

最近の記事

繊細女子の映画鑑賞記録「レディ・プレイヤー1」

 映画鑑賞記録20本目。  突然の酷暑と気圧の上下に身体だけじゃなくメンタルまでやられてしまった、6月下旬。大好きな映画を見たいという意欲が湧いてこない。ボーっとしてしまって何をしても楽しくない。  やっと少し復調を見せたので、以前チラッとロードショーで見た「レディ・プレイヤー1」を見た。  物語の構成も王道RPGのようでワクワクするし、バーチャルの世界に溢れる今まで世界が築き上げてきたサブカルチャーの宝の山が2時間半私を待っていた。細かいところまでは見れないけれど「俺

    • 繊細女子の映画鑑賞記録「インターステラー」

       映画鑑賞記録19本目。  クリストファー・ノーラン監督作鑑賞3本目。  やっぱりめっちゃ面白かった……。宇宙をテーマにしている映画(SWとかの超スーパーSF系を除く)は、「オデッセイ」しか見たことがなかったんだけど、やっぱり宇宙テーマは良い……。  どこがいいかって、すぐ隣に死があるから何が起こるかわからないドキドキ感があるのと、かといって世紀末のパニックものなのに人々がちっぽけに見えるところ。自然よりもずっと殺人的だ。  マーフが「幽霊は怖くなかった」って言ったところ

      • 繊細女子の映画鑑賞記録「浅田家!」

         映画鑑賞記録18本目。  元々のお話は多少知っていたので、気負わず楽しく見れた。  正直自分の弟に、もしも家族写真をこんな風に撮りたいって頼まれても断ってるだろうし、東京じゃこうもいかない……。やっぱり地方の家族と東京の家族ってちょっと違う部分があるんだろうなぁと思う。  黒木華ちゃんが大好きなのでとにかく黒木華ちゃんが可愛くてやっぱり演技が上手くて良かった……。  私は大学時代に3年間写真部に入っていて、その時に現像したり引き延ばしたり、色々なことをプロのカメラマン

        • 繊細女子の映画鑑賞記録「インセプション」

           映画鑑賞記録17本目。  ノーラン監督作品2作目の記録。やっぱり最高なんだよなぁ……。  「難解だ難解だ」とよく聞くけれど、「TENET」に比べたら楽勝だったぜww  自分の話とリンクさせる前に、映画の感想を述べておくと、とにかく映像が凄い。3階層の夢がリンクしていきながらも、それぞれの階層で事件や爆発が起こっているから「次はどこの階層をどうするんだ!」というワクワク感がずっと続く。  私が神だと崇めているハンス・ジマーの音楽も臨場感に溢れていて、それでいてたまにシンセ

        繊細女子の映画鑑賞記録「レディ・プレイヤー1」

          繊細女子の映画鑑賞記録「東京物語」

           映画鑑賞記録16本目。    初の小津安二郎監督作品。  ジム・ジャームッシュ監督の「パターソン」という映画が大好きなんだけど、監督のことを調べていると小津安二郎監督作品の名前がよく出てくる。(まだその作品を観れてはいないんだけど)  先に小津監督の作品を見ておこうと思って「東京物語」を見てみた。  結論から言うと大好きな作品だった。  あたたかくて、人間味溢れていて、優しさがじんわり染みてくるそんな作品だった。  Wikipediaを見ると、「上京した年老いた両親とそ

          繊細女子の映画鑑賞記録「東京物語」

          繊細女子の映画鑑賞記録「TENET」

           映画鑑賞記録15本目。  私の会社で一番映画に詳しい人に「何を見るか迷ったときは、一番好きな監督の作品を全部見てみるといいよ」とアドバイスを貰ったので、クリストファー・ノーラン監督作品の制覇を目指してみようと、「TENET」視聴。  見始めて15分後に、早速のスピード感と突然の世界観に一回止めてしまった。  「あ~~~~~劇場で見たかった~~~~(泣)」  公開当時はまだまだデルタちゃんがその辺をフヨフヨしていた時期で、呼吸器官が弱い自分は外に出ることが自殺行為だった

          繊細女子の映画鑑賞記録「TENET」

          繊細女子の映画鑑賞記録「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」

           映画鑑賞記録14本目。  初ウディ・アレン監督作品。  えっ、映画好きなのに見たことなかったんですか?そうなんです。  そもそも自分が恋愛に対してそれほど熱量を持ってこなかった人生だったことと、ウディ・アレン監督自身の性的趣向と人間関係に敬意を持てなかったから。作品と作者は別物だと考える人も多いけれど、自分はそんな器用じゃない……。  さて、そんなだけど、ティモシー・シャラメとジュード・ロウが好きだから「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」を視聴してみた。  食わず嫌い

          繊細女子の映画鑑賞記録「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」

          紛うことなき伝説と空を見た「トップガン マーヴェリック」

           ・1作目見たほうがいい?→アマプラで無料で見れるので見たほうが楽しめるけれど、見なくても映像と物語の迫力は抜群。  ・女子だけど楽しめる?→少なくとも私は興奮冷めやらない。激アツ。  ・映画館で見た方がいい?→間違いなく映画館で見るべき映画。家に100万かけたホームシアターがあってもIMAXには勝てないと思うので、お近くにIMAXがある人は絶対IMAXで見てほしい。  ・1作目のファンでもガッカリしない?→1作目のファンで見ないって選択肢はないと思う。多少のご都合主義はご愛

          紛うことなき伝説と空を見た「トップガン マーヴェリック」

          明日「トップガン マーヴェリック」を観に行く女子の映画鑑賞記録「トップガン」

           映画鑑賞記録12本目。  明日の夜、「トップガン マーヴェリック」を観に行くので、久々に「トップガン」鑑賞。  ちなみに「トップガン」が公開されたのは1986年という私が生まれる前だったため、数年前にアマプラで配信初めて見て「あ~~~劇場で見たかった映画だった~」って思った映画だった。  だから明日公開の続編はIMAXのチケットを取ったよ!  そんで今日おさらいのためにもう一回第一作目を見た。  マーヴェリックとグースの友情が最高だったとか、アイスマンの「正当ライバル感

          明日「トップガン マーヴェリック」を観に行く女子の映画鑑賞記録「トップガン」

          繊細女子の映画鑑賞記録「シン・ウルトラマン」

          映画鑑賞記録11本目。  私の知っていたウルトラマンの知識。 ・巨人 ・ヒーロー 以上。  見たことのあるウルトラマン。 ご縁があって出掛けた2016年ウルトラマンフェスティバルのヒーローショー。 以上。  私の大好きな幼馴染の女の子がウルトラマンに詳しいので、一緒に行ってもらうことにした。  幼馴染「世間一般的なみんなが知っているウルトラマンの情報と、これが庵野樋口作品だ。ってことだけ頭に入れておけばええんやないかと。」  私「多分世間一般的なみんなが知っているウルト

          繊細女子の映画鑑賞記録「シン・ウルトラマン」

          「シン・ウルトラマン」を見る前に「シン・ゴジラ」鑑賞

          繊細女子の映画鑑賞記録10本目。  今週の日曜日に大好きな幼馴染女子と「シン・ウルトラマン」を見に行くので「シン・ゴジラ」を再び見てみた。  そもそも特撮モノにあまり興味を持ってこなかった青春時代だったので、あれだけ大騒ぎで盛り上がった当時もシン・ゴジラを劇場に見に行くことは無く。  VOD配信が始まってから見たんだけど、家のPCで見たので迫力もそこまで無くw  1回目は世間の感想とか解説を見て知ってしまっていたため、考察のしがいも無く。  ただただ展開の早い政治パートに

          「シン・ウルトラマン」を見る前に「シン・ゴジラ」鑑賞

          「Mank」を見てから体験する、映画「市民ケーン」

           映画「Mank マンク」を見たので、そのまま世界映画史上ベストワンと評されることも多い「市民ケーン」を見てみた。  「Mank マンク」を見てから見て良かった……!  多分、この映画をなんの予備知識もなく見たところで「なんでこの映画が傑作って言われてるの???」ってなってしまうところだった。  要は当時の人にとってみたら、この映画って、私が初めて「ダークナイト」を見た時の「なんだこのカメラワークと音楽の融合……」とか、初めて「シックスセンス」を見た時の「なんだこのシナリ

          「Mank」を見てから体験する、映画「市民ケーン」

          「市民ケーン」を知らずに見た、映画「Mank/マンク」

          結論:全 然 わ か ら ん\(^o^)/ 市民ケーンは明日以降に見るとして、今回はこの「Mank」の舞台背景をしっかり確認してもう1度見ないと1930年代と1940年の場面転換が激しくて何もわからん……。 (1940年代は「市民ケーン(1941)」を書けと言われて酒を飲みながら書いているマンクとその映画の公開までということはわかるけど) ということで、下記歴史確認メモ。 ●メトロ・ゴールドウィン・メイヤー・スタジオ  1924年4月17日、マーカス・ロウがメトロ・ピ

          「市民ケーン」を知らずに見た、映画「Mank/マンク」

          繊細社畜女子の映画鑑賞記録「海街diary」

          7本目。  今日の感想は短め。誰も死なない映画が見たいと思って大好きな「海街diary」で心のHPを回復。  音楽がとにかくいいし映像も美しい。女優さんたちの所作も、私が大切にしている愛しくてかけがえのない日常を表現していて、ふとしたシーンで涙があふれる。  嫌な人間が出てこないところもとても好き。どうしようもなく弱い人間や心配やもどかしさから発した言葉が、ふとした瞬間に人を傷つけたりするシーンはあるけれど、すべての言動を理解できるホッとした作品。  神様がやってくれない

          繊細社畜女子の映画鑑賞記録「海街diary」

          繊細社畜女子の映画鑑賞記録「ダイ・ハード」

          6作目。  フェリーニ監督を立て続けに見て、いい作品なんだけどどうしても時代背景が重いから疲れてしまった。ついでに途中に「プライベート・ライアン」を挟んだらもっと疲れてしまった……。  駄目だ、なにか心を空っぽにして見れる素敵な映画はないだろうか!!と、今日は定例MTGの日だったので仕事のチームメンバーに聞いたら、「ダイ・ハードがいいよ!!」と推されたので、ちょうどブルース・ウィリスが引退を発表したばかりだし見るか!とワクワクしながら見た。  いや、系統は全然違うしエンタメ

          繊細社畜女子の映画鑑賞記録「ダイ・ハード」

          繊細社畜女子の映画鑑賞記録「甘い生活」

          5作目。  フェリーニ監督3作目は「甘い生活」。オスカーの衣装デザイン賞を取ったのも納得で、ドレスの裾の流れや質感がモノクロでもとても美しい作品だった。  初めて観た「道」が貧困層のどうしようもなくも唯一の愛を求めて生きている人間を描いた作品なら、今回の作品は真逆で。富裕層がどんなにSEXをしてもお酒に飲まれてもお金を使っても満たされず虚無とともに生きている作品だった。  「道」が1954年の作品で、この「甘い生活」は1960年の作品なので、これだけの近い期間で真逆だけれど

          繊細社畜女子の映画鑑賞記録「甘い生活」