退屈を好きで焼き尽くす
2月の下旬さしかかったあたりから、ヤバかった。
やつが来た、無気力。
思えば2月もずっとずっと書いてた。
初めていただいた分野の書き物の依頼、毎月の執筆、その他あれこれ。
色んな人との意見プロレス大盛り上がり。
わっしょい。ソーレッ。
一つのものを、最高のものを作るためにそれぞれが自分の意見を正面からぶつけることに楽しさを覚えつつも、色んなことに本気で打ち込む面白さに浸りながらも、なんとなく休むための区切りをつけられなくなっていた。
休みたいな〜休めないな〜とモジモジして、時はきた。2月27日ぐらい。
月一でやってくるシンデレラウィーク。
それが来た。
花粉の季節のシンデレラはやばいんやね。
まず朝、しんどすぎ問題。優雅に紅茶なんて飲めるわけないシンデレラ。
そして夜、眠れない問題。お腹痛すぎるし、目痒すぎ、寝付けないシンデレラ。
久しぶりに体が機能を失う感覚。
体が自由ではなくなったことにおいおいシンデレラになりつつも、花粉と月一でくるヤツのせいにしてやっと休めると安堵した自分が隠せないでいた。
体を壊すことが、休めという合図。
危うすぎな思考に納得して、2月のオダ・シンデレラはやり過ごした。
けれど迎えた3月1日。
あれ、無気力終わっとらん
まさかのシンデレラ囚われた感じ?
相変わらずだるい朝。
集中力続かん日中。
祭りが終わった後みたいな急な虚無。
総じて退屈。
退屈すぎて近所にパン買いに行った。
クリームパンとカレーパンとガーリックトースト。
種類少なくてごめんね〜と謝る店員さんに、こちらこそこんな閉店間際にごめんね〜と言いたくなる。
疲れが取れきってないことからくる退屈さと無気力。
まだまだ体が鉛。訛ってる。
*やだなー何もやりたくねー
やる気起きねー
ヤベー
(*繰り返し)
って感じでぐるぐる脳内再生な日。
パン屋の帰り、紙袋をジブリの登場人物如く抱きしめて空を見る。
退屈、退屈、退屈、と退屈座の星座を探す。
あるわけないのに。
だけど、一個自分にはやれることがあったっちゃんね。
好きなこと、やってなかった。
書いて昇華すること
2月に書き続けて無気力になっているというのに、まだ書くことでそんな自分を労う。
バカかもしれないけど、退屈をなくすには、今買ったパンでも、SNSを漁って他人を羨むことじゃない。
自分の好きなことに夢中になること。
退屈を好きで焼き尽くす
私は言葉にして、日常の退屈をつまらなくなくしていく
次退屈になった時にいつでも見返せるように、今日ここに記しといた。
祝、退屈記念日。
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