小田みさと

【ハタチなので書く体力がバケモノです】 映画「今日も明日も負け犬。」脚本 毎日新聞企画…

小田みさと

【ハタチなので書く体力がバケモノです】 映画「今日も明日も負け犬。」脚本 毎日新聞企画「ひとシネマ」ライター 美容皮膚科から依頼を受けたりして、記事を書いています。 詩も書きます。

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  • あやべクリニックタイアップ企画

    美容皮膚科あやべクリニックさんとのタイアップ連載記事です。 月1〜2回の頻度で投稿。 流行りの美容医療について書いています。

最近の記事

韓国でパスポート失くしたオダイムニダ^_−☆①

3月のことだ。韓国・ソウルに旅行に行ったのは。 3日間で爆食・爆美容、爆買いを堪能。 余韻に浸りながら、福岡に帰る飛行機のチェックイン。 帰ったら翌日から東京に向かわねば。午後7時から神保町のカレーイベントでゲストスピーカーとして話す仕事が私には待っているのだ。それも大勢の大人たちの前で。 ひぇん、何を話そうか そんなことを考えながらチェックインカウンターに向かった。 「パスポートをお願いします」 カウンターの韓国モチ肌爆美女に言われるがままに、 はいはい、これね〜

    • 韓国初最先端の美容治療「ジュベルック」私だけの美肌を育てていくわよん 〜解説編〜

      Sponsored by :あやべクリニック ※途中妊娠線の入ったお腹の写真(フリー素材)が出てきます。あらかじめご注意ください。 美容医療に関して無知なハタチの女が院長に美容について聞くこの企画 小田:「さっそく院長、次に来そうな美容医療を教えてください」(唐突すぎ) 院長:「『Juvelook(ジュベルック)』かなあ」 序盤からボケ倒してすみません。 ポテンツァの回からそうだったが、美容医療の名前はどうしてこうも、外国の言葉を思わせるようなものが多いのだろうか。

      • ニューヨーカーたちのパーソナルスペース見習って心の耐震構造強くしてこ★

         たまに水道管破裂を起こしては、その都度修復を繰り返してきた心が、どう直したらいいのか、どこから直したらいいのかわからないくらい、大洪水ど以上に、建物ごと崩れ落ちる時は、心の耐震構造を見直すべきだ。 私の修復の仕方が悪いんじゃない。 ちょっと揺れただけで、全部がダメになって跡形もなくなってしまうような構造をしているのが悪い。 耐震構造10年ぐらいの心を持つには、労力と知恵がいる。 いろんな感情が出入りできるようなマンションがいい。 朝、おはよーっていろんな感情があいさつして

        • 暗闇を0.1秒だけ明るくして去るだけの才能

          「これはサメの財布でこっちはサメのキーホルダー。今日はあんまり生き物身につけてこれなかったな...」 好きなものがある人。 好きすぎるオーラが出てしまっている人。 好きを行動に移してしまった人。 好きを知らない人にまで嬉しそうに語る人。 「熱帯魚とか生き物が好きで春からマリンワールドで働くんです。自分生まれは大分なんですけど佐賀に移って、今度の春から福岡に。お姉さんは福岡の人ですか?」 そんな人に僕は流れ星を見るような目を向けることがある。 見たのは確かなんだけど、一瞬

        韓国でパスポート失くしたオダイムニダ^_−☆①

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        • あやべクリニックタイアップ企画
          6本

        記事

          退屈を好きで焼き尽くす

          2月の下旬さしかかったあたりから、ヤバかった。 やつが来た、無気力。 思えば2月もずっとずっと書いてた。 初めていただいた分野の書き物の依頼、毎月の執筆、その他あれこれ。 色んな人との意見プロレス大盛り上がり。 わっしょい。ソーレッ。 一つのものを、最高のものを作るためにそれぞれが自分の意見を正面からぶつけることに楽しさを覚えつつも、色んなことに本気で打ち込む面白さに浸りながらも、なんとなく休むための区切りをつけられなくなっていた。 休みたいな〜休めないな〜とモジモジし

          退屈を好きで焼き尽くす

          恋をしてなくても、君はもうかわいい

          Sponsored by :あやべクリニック この言葉を初めて聞いたのは、中学に入ってすぐの頃だったような気がする。 入学した途端、周りの子が桜と同化するかのように色めき出し、特に好きな子の話をしているクラスの女の子は可愛く思えた。 顔ももちろん可愛く思えたのだが、振る舞い、出立ち。 まるで恋をする女の子だけが放てるオーラを持ち合わせてるみたいだった。遅れを取らないようにと私ももできる限り身なりに気を使い始めたのを鮮明に覚えている。 色付きリップ と くし この二点セ

          恋をしてなくても、君はもうかわいい

          わたしのわたがしがきえる頃

          詩 わたしのわたがしがきえるころ やっぱりなんでもないです と言う度に しゅっ、と 自分にしか聞こえないくらいのささやかな音がする わたがしに水がかかったんだろうかと勘ぐるほどに わたしのわたがしがきえるころ 指先を通り抜ける風を感じて わたしのわたがしがなくころ 目に見えない粒子として空中を漂うことをしはじめる

          わたしのわたがしがきえる頃

          「服が変だ」という意見を素直に聞けないおではガキンチョなり

          一着30万円のカードキャプターさくらモチーフのドレスを数十着CHANNELで爆買いチャンネルしてる友人が夢に出てきた。ルンルン買い物してたけど、全然似合ってなかった。でも人の「可愛い」という価値観は大事にしたいので、夢の中でそっと見守ってたらいつの間にか目が覚めた。 私も自分の「可愛い」が人と共有できなかった経験ってある。だから↑のような夢をみたのだろうか。 クリスマスに可愛い服が着たくて、選んで着て行ったら、 「クリスマスツリーみたいだね、カラフルな色使いだけど、横で

          「服が変だ」という意見を素直に聞けないおではガキンチョなり

          優しいってなんだ。

          優しいってなんなんだ。 友達に本気のアドバイス、いわゆる厳しいアドバイスをしてもらって、心が軽くなると同時に身が引き締まる思いがした。そのアドバイスというのは友達いわく、 命懸けで言った 関係が壊れるのが怖かったけど言った ことらしかった。 「関係が壊れるのが怖かった」というのは言葉のあやで、言葉通りそう思っているのではなく、本気のアドバイスに立った角を少しでも落とそうとして言ったようだ。 少なくとも私は本気のアドバイスをくれたのが嬉しかった。誰にも分かってもらえない

          優しいってなんだ。

          高校の同窓会で感動の再会を果たしたのは私の皮下脂肪だった

          Sponsored by :あやべクリニック 脇からはみ出し肉がこんにちわ年明け早々高校の同窓会に行ってきた。 ここ最近、服なんてどうでもよかったのに、同窓会で着るというだけなのに、たったの2時間のために、なぜか服選びには気合が入った。 卒業して2年、他県の大学に行った友達や、連絡すら取ってなかった友達と、会える日なのだからかもしれない、今日という日は。 逆に、誰が気合が入らないというものか。 とはいえ当日になって服をまだ準備していないことに気づいた私は、同窓会3時間前、地

          高校の同窓会で感動の再会を果たしたのは私の皮下脂肪だった

          お守りを選ぶって神様を選ぶみたいだ

          いつの間にか神様を選ぶようになった気がする。 「俺か俺以外か」じゃなくて、 心穏守か仕事守か。 神社のお守り売り場で淡い色をまとった「心を穏やかにする」お守りと、概念も抽象も感じられない「仕事」守というお守りを並べてどちらを買うか私は迷っていた。 「どっちも買うのはダメなのかな〜」 「神様が喧嘩するっていうよね」 友達に諭されながら、右手にふたつ収まってしまうほどのコンパクトなお守りを見つめて、私は今どちらのお守りを買うべきか決めかねている。 神様と私。 どちらか

          お守りを選ぶって神様を選ぶみたいだ

          美容皮膚科の院長のノリで脱毛したら、中学の修学旅行思い出した

          Sponsored by :あやべクリニック 前回、「脱毛やっちゃいなよ」という院長のジャニーさんみたいな一言により、脱毛をすることになった私。 最初に通されたのは、個室。 「まずカウンセリングしますね〜」という言葉とともに、一回消えてく女性。 コンコン。 入ってきたのは、ファイルを持ったおねーさん。 毎回、このクリニックに来るたびに、案内してくれるおねーさんのもちもちな肌にうっとりする。もうクリスマスは終わったけれど、博多駅のイルミネーションは姿を消したけれど、ここの

          美容皮膚科の院長のノリで脱毛したら、中学の修学旅行思い出した

          「すみません」を言えば済む話なのに、私はずっとそれが言えない。

          どれだけ間違えても、ミスをしても、人を傷つけても、あれよあれよという間に1日はすぎる。 頑張って浴びたシャワーも頑張って塗ったリンスも、力尽きた私のせいで、ドライヤーをしなかったせいで.......ツヤツヤの陽キャ頭はバサバサ陰キャになる。 がんばりたかったわけだけどね。 コラム、note、その他全部の書き物が溜まる一方なので、そんな不規則な、日本人の平均よりはちょっと不健康な生活をしてます。 迫る期日。 迫る31日。 今月に限っては迫る大晦日。 「ああもう今年が終わる〜」

          「すみません」を言えば済む話なのに、私はずっとそれが言えない。

          伝えたいことはないけど言いたいことはあるのかもしれない

          11月30日。 ちょうど一年前の今日は今はなき日テレの朝の情報番組「スッキリ」に出ていた。 人生初のNYで全米学生映画祭を堪能している間に取材の依頼が飛び込み、帰国後すぐ人生初のロケバスで家まで迎えに来られて、ロケ地まで行った。 これまで取材を、テレビ・新聞・ラジオなどのメディア全て合わせると少なくとも20弱は受けてきた。 「今日も明日も負け犬。」の上映会での講演も合わせると、全部で50は超えるんじゃないだろうか。 そして「スッキリ」放送から1年経った今もなお取材、講演会

          伝えたいことはないけど言いたいことはあるのかもしれない

          美容皮膚科医しか知らない「脱毛」の世界 〜インタビュー編〜

          Sponsored by:あやべクリニック SNSで願わずとも流れてくる25円でできる脱毛の広告。 広告に出くわす度、25円でできるとやらの脱毛に恐怖と違和感を覚える。 しかもこれ、大手のサロンがやっているではないか。と思ったら私の大好きな若いインフルエンサーたちもこぞって、この25円脱毛をインフルエンスしているではないかとまた勝手な不安に苛まれている。 信じない、騙されないぞ。私はそんな気持ちで目を皿にして睨み、この広告をスルーしている。 だって、25円で客の毛を抜く

          美容皮膚科医しか知らない「脱毛」の世界 〜インタビュー編〜

          泡沫のようになる君

          消えない泡沫のようになる君と ジェットコースターに乗りながら 私は真横に振り落とされた 頭上では人々の生命力溢れる雄叫びが鳴り止まない 振り落とされた私の席には 固いシートベルトだけがなびいている 私がいたという記録が鬱陶しいほどに 消えない泡沫の君は 弾けてなくなりたい いつも 気づけば私の体は 等速直線運動で輪廻するだけの メリーゴーランドの白馬の背中にあった あの空の席の隣にはまだ君がいる 弾ける寸前の泡沫なのに 君は叫んだり黙ったりを決してやめない

          泡沫のようになる君