おだんごぱん

娘と絵本とあれこれと。元図書館司書児童担当、絵本だいすきなわたしが0歳の娘と過ごす日々…

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娘と絵本とあれこれと。元図書館司書児童担当、絵本だいすきなわたしが0歳の娘と過ごす日々。𖦞:さくらももこ/絵本/編み物/ラジオ/雑貨/北欧/カフェと本屋さんめぐり/食べること、歩くこと、寝ること

最近の記事

「だるまさんシリーズ」そろっちゃいましたの巻

今わたしの本棚に並べられた絵本は どれも大好きで絶対に手放したくない絵本たち。 娘がお腹の中にきた時、 おそらくマイ本棚の赤ちゃん絵本たちは 「やっときたぜ、この時が!」 と鼻息あらく待っていたはず。 そんな赤ちゃん絵本の中でも外せないのが 「だるまさんが」 (かがくいひろし/作 ブロンズ新社) 赤ちゃん絵本の王道のだるまさん。 だるまさんシリーズは全3冊。 他の2冊も気になるけれど、「だるまさんが」 があれば十分だろう、と思っていた。 ・・・と思っていた。数ヶ月前ま

    • 「どんどこ ももんちゃん」ももんちゃんを愛さずにはいられない

      ももんちゃんには人を惹きつける何かがある。 図書館で働いていた時、おはなし会では定番の絵本だった。ももんちゃんシリーズはわたしの中で「これ読めば間違いない本」のひとつだ。 わたしの0歳の娘もはじめて絵本を見て笑ったのが、ももんちゃんだった。それまでは、じっと見るという感じだったのが毎回クマがどんっと登場するシーンになるとニコッというか、にやりとする。 桃色が目を引くももんちゃんシリーズ。 その第一作目 「どんどこ ももんちゃん」 (とよた かずひこ/さく・え 童心社)

      • ハンカチとさくら餅

        姉が春のお花をとじこめたような ハンカチをプレゼントしてくれた。 正確にいうと 姉がハンカチをわたしの娘にプレゼントしてくれた。 うむ。ありがたいありがたい。 大切に(わたしが)使わせていただきます。 わたしは梅が咲き、風が春の甘い匂いになり 春の野花が咲く今の時期がだいすきだ。 ここから桜や新緑であふれるぞ! という喜びが湧き上がる。 そんな喜びをギュッととじこめたようなハンカチ。 広げると意外と大きいので使い勝手が良さそうだ。 今は、いつでもよく目につくように キ

        • 産後、ぼんやり人間になったわたしにマリメッコのいちごが飛び込んできたの巻🍓

          2023年の春、娘を出産。 お腹で育てていたとはいえ、自分とは違う小さき者に 時間や労力、ありったけの愛情を注いだ一年だった。 自分自身はというと、 妊娠前の体重になんとか戻ったものの ぼんやりとした体型になり 常に寝不足、そしてすぐに風邪を引くような これまたぼんやりとした人間になった。 そんなぼんやり人間になったわたしの心に そうだ!マリメッコほしい!自分のためにほしい! と、あざやかな色、大胆でユニークな柄の マリメッコが飛び込んできた。 ルンルンな気持ちで選んだ

        「だるまさんシリーズ」そろっちゃいましたの巻

          「やさいだいすき」がだいすき。声に出して読みたい絵本

          つい手がのびてしまう絵本がある。 絵がすきな絵本 登場人物がすきな絵本 読むたびに新しい発見がある絵本・・・ みんなそれぞれお気に入りの絵本があるはず。 10ヶ月の娘が読んでほしい絵本を もってくるのはもう少し先のこと。 そのため今はわたしの読みたいものを選んでしまう。 「やさいだいすき」 はわたしがついつい手がのびてしまう絵本の一冊。 声に出して読むのが気持ちよい絵本だ。 「やさいだいすき」 (柳原良平/作 こぐま社) これはクリスマスにプレゼントした絵本。 クリ

          「やさいだいすき」がだいすき。声に出して読みたい絵本

          歩きながら、たまに忍者のように走りながら寝かしつける日々

          娘を産んで10ヶ月 子守唄を歌ったことがない。 出産する前は 赤ちゃんを優しいまなざしで見つめながら ユラユラ〜と優しくゆらしながら子守唄を口づさむ。 こんな感じが寝かしつけだと思っていた。 おかしい。 なぜだ。 なぜ、毎回 走りながら寝かしつけをしているのだ。 私の娘はなぜか ゆっくり〜ゆっくり〜トントンでは寝てくれない。 アクティブ(頭を揺らさないように注意!) な寝かしつけで寝てくれる。 わたしの母も笑うくらいだ。 寝かしつけの流れは そろそろ寝る時間かなっと

          歩きながら、たまに忍者のように走りながら寝かしつける日々

          「おつきさまこんばんは」 司書として母としてはじまりはこの絵本から

          図書館で働きはじめてから 積極的に絵本を読むようになった。 児童担当になったものの おすすめの絵本は?と言われても 言葉につまってゴニョゴニョしてしまう自分が 想像できてしまうからだ。 ゴニョゴニョ、ダメ! と思い、昔から愛される定番絵本から 最新絵本までのリストをつくって どんどん読んでいった。 もともと「絵」をみることがすきだったので 仕事のためというよりも いつのまにか日々の癒しのひとつとして続けていた。 そしてすぐに林明子さんの絵本が好きになった。 「おつきさ

          「おつきさまこんばんは」 司書として母としてはじまりはこの絵本から

          おはなしのろうそくついとくれ

          ろうそく ろうそく ついとくれ おはなしの ろうそく ついとくれ 小学生の頃、読み聞かせの時間があった。 普段とは違うまっくらな教室で 読み聞かせの人がロウソクに火を灯す。 その時の「おはなしのろうそくついとくれ」 とおまじないを唱えるこの瞬間が わたしはとても好きだった。 心地よい落ち着いた声、 ページをめくる指の動き、 そして、ワクワクしたり、少しこわいおはなし。 わたしにとっては特別な時間だった。 そこからグルグルと時間が過ぎて 大人になったわたしは図書館の児童担

          おはなしのろうそくついとくれ