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産後、ぼんやり人間になったわたしにマリメッコのいちごが飛び込んできたの巻🍓

2023年の春、娘を出産。
お腹で育てていたとはいえ、自分とは違う小さき者に
時間や労力、ありったけの愛情を注いだ一年だった。

自分自身はというと、
妊娠前の体重になんとか戻ったものの
ぼんやりとした体型になり
常に寝不足、そしてすぐに風邪を引くような
これまたぼんやりとした人間になった。

そんなぼんやり人間になったわたしの心に
そうだ!マリメッコほしい!自分のためにほしい!
と、あざやかな色、大胆でユニークな柄の
マリメッコが飛び込んできた。

ルンルンな気持ちで選んだのが
トートバッグとマグカップ。
どちらもいちご柄。
いちご、いちごでいっぱいだ。
その時のわたしが陽気な明るさを
求めていたのがよく分かる。
この自分のときめきに素直に動いてみたら
日々の暮らしにちょっとした変化があった。

かわいくて陽気。メルヘンでポップ。

日常生活は基本、徒歩で行動している。
いつも前に赤ちゃんを抱っこ
後ろにぱんぱんのリュックをしょって
病院や支援センターに行っていた。
オムツやら着替えやら必要なものが多い上に
もともとの心配性も相まって
まんまるなリュックになってしまうのだ。

その結果、帰宅した時には疲れ果て
出かけるのが億劫になっていた。

だからもうやめた!ぱんぱんリュックやめた!
遠出や病院は仕方ないとして
近場の散歩や支援センターなんて
オムツとおしり拭きとガーゼさえあれば何とかなる!
何かあったらさっさと帰ればいいのさ!

そこで、このマリメッコのトートバッグを
散歩や近場の用事のときに使うことにした。

2ヶ月間ほぼ毎日使っているのに
生地がパリっとしている。
夫からは「スイカ」と言われる・・・

このトートバッグは縦35センチだから
抱っこ紐のときに手にプランと持っても
下につくこともなくちょうど良い。

今までのぱんぱんのリュックから
このちょっとしたトートバッグに変えたことで
おでかけのハードルが格段に下がった。
帰ってからも前よりヘトヘトになることも少なく
ほぼ毎日このトートバッグをプラプラもって
近所をぐるぐる歩いている。

見るたびにキュンとする🍓

散歩でチラチラ目に入るトートバッグ。
束の間のお茶時間のマグカップ。
この2つをお気に入りに変えてみて
「目で見てたのしいと心がたのしい」
ことに改めて気づかされた。

母親になったけど
1人の人間。まだまだ未熟な人間。
自分の時間を持つことが大事なことは
分かってはいるけれど、なかなかできない現実。
そして体の疲労より心の疲労とほうが
ずっとしんどい。

でも、育児をしながらでも
自分をご機嫌にすることはできる。
そのひとつの方法として
なんとなく買うのはやめて
自分が心から好きと思うモノを買う。
産後、ぼんやり人間になったわたしに
マリメッコの鮮やかな色が気分を明るくしてくれた。
あの時、自分のときめきを信じて
マリメッコを買ってよかった。
これからも身につけるモノ、暮らしのモノは
とびっきりのときめくものにしよう。

すきなものを暮らしにとりいれることは
自分自身を大切にすることなんだ。
そう気づかせてくれたいちごだった🍓



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