着任(赴任)してからすること 3 1日のイメージ
こんばんは 小谷ちいです!
前回のノートでは、「会議」について詳しく解説しました。
着任後の業務にフォーカスして、シリーズ化して詳しく説明していきます。
今回は、3回目のテーマとして「学校生活の1日のイメージ」に焦点を当ててお伝えします。
初めて学校の先生になり、書類の提出や会議など始業式まで目まぐるしく業務があります。
そして、学校が始まると、今度は児童生徒と共に目まぐるしく生活が始まります。
さて、
児童生徒との1日の活動
は、イメージできますか?
イメージできていますか?
このイメージがあるのとないのとでは、始業式からの業務が断然違ってきます。
以下に、活動を細かく掲載しますので、今からでもイメージして、少しでも安心して勤務できるようにしましょう。
(Mさんの小学校の勤務方法です。勤務時間前から、休憩時間なしの勤務です。すべてが正しいと言うわけではありません。自分なりの勤務形態を見つけてね!また、流れだけですので、細かい注意点、指導方法については後日記述します)
大前提
・授業や指導で失敗は恐れない(初任者でも退官前でも!児童も!ただし、アレルギーや特別な支援、触法行為で命に関わること、社会人としての振る舞い(信用失墜行為)での失敗はダメ!)
詳しくは
・授業で「その時間にできなければならない」ことは無く、その学年で学べれば大丈夫!
詳しくは
・心配なことや知りたいこと、分からないことは、学年主任や教務、教頭に聞き、その日のうちに解決する!特に生徒指導に関わる事は、起こったその日に解決し切る!
・翌日の準備は、前日にできるだけやりきる。
○出勤
・児童の登校10分ぐらい前に登校し、職員室の身の回りのチェックをします。机上に書類がないか、児童への配付物がないか確かめます。(配り忘れたら困るものに十分注意)
・前日に準備した1日の授業のプリント等を持って、教室へ行きます。
☆前日の勤務で疑問があり、朝しか聞く時間が無ければ、これより早く登校して、学年主任や教務、教頭に聞き、解決します。
○教室で挨拶
・児童が登校する前に教室に入り、のんびり過ごします。
・児童が来たら、挨拶と「昨日○○頑張ってたね!今日も頑張ろうね!」等機能の頑張りを認める声かけができると素敵です!
・提出物のチェックをします。(忘れたときの指導等は後日①)
○朝の会
・流れは、学年で決まっていればそのように。基本は児童主体で流します。(この辺りの対応も後日②)
・先生の話では、「昨日の頑張り」「今日の予定」「今日できると素敵なこと」「自分のプライベートを面白おかしく」など、その日に応じて楽しく話しましょう。
○授業
・最初の1週間は、自己紹介や係決め、学級目標決めなど授業らしい授業は難しいです。また、初任者指導などで、授業の流れについて指導を頂くことになります。できれば、できるだけ早く主任の先生の授業を見させてもらえるといいかと思います。
・時間が取れれば、最初の授業の前に、プレ授業を先生方に見てもらうと安心ですね…(授業の流れについても後日③)
○休み時間
・休み時間は、トイレ休憩、ちょっとおしゃべり、次の授業の準備・移動のみです。遊ぶ時間ではありません。(働き方改革で休み時間が5分の学校が増えています)初日に、過ごし方を確認しましょう!
○中休み(少し長い休み時間)
・基本は外へ遊びに行き、学級遊びをする時間がとられているかと思います。学級遊びは、児童の係が決まってから、学級会で提案し、決定しましょう。最初の1週間は、
A.先生主体で遊びを決め、みんなで遊ぶ
B.とりあえず自由にして、外で好きなように遊ぶ
どちらでも良いですし、他に良いアイデアがあれば、それでもオッケーです。
○給食
・学校独自の動きをする上に「初日からある大変な活動」です。Mさんとしては、これは始業式の前日に学校の先生にやり方を聞き、実際に動いてみる(プレ給食)と良いそうです。
・食べる時間は確保したいので、初日だけは4時間目を20分ぐらい早く終わって、児童と一緒に聞きながら(でも知っている)活動すると良いです。
・アレルギーの確認をする!
・エプロンを着る、手を洗う、消毒をする、食缶を運ぶ、給食当番に指示をする、配膳する、運ぶ(取りに来る)…ゴミはどうする?など、本当にたくさんの動きがあります。
・職業病にならないよう、給食はゆっくり食べましょう。
☆Mさんは、1分で食べて、ノートを見たり、打ち合わせをしたり給食指導をしたり…と、この時間にしかできないことをしました。(給食指導については後日④)
○昼休み
・生徒指導があれば、この時間にしっかりと状況把握し、話を付き合わせて、間違いが無い確認し、指導を行います。
詳しくは
また
後は、児童と一緒に楽しく遊ぶことや、先生方と打ち合わせをする時間などに充てます。
○帰りの会
・1日の良さを存分に伝えましょう!懺悔の会にならないように!
・Mさんとしては、授業終了>帰りの会>さようなら>鞄片付け>下校 の動きがすんなり行けると思うのですが…なかなかこの良さが伝わらない。この流れの良さの理由としては、
①鞄片付けを先にすると、片付ける時間がかかればかかるほど帰りの会が遅くなる、
②机上に鞄があると話を聞かなくなることが多い、
③さようならの後の鞄片付けなら、トイレに行くタイミングも自由、早く帰りたいので早く片付けるようになる
○下校後
・まずは、ほっとしましょう!
・分からないことを周りの先生に聞きまくります!
・学年主任または教務、教頭に今日あったこと(良かったこと、指導したこと)を簡潔に話します。(情報共有をしっかりと、アウトプット力を向上させましょう)
・保護者に電話をする際は、最初の1週間は、学年主任や教務、教頭に「このような電話をしますが、いかがですか?」と確認をとっておきましょう。(電話をした事実と、どのような内容かの情報共有)
☆万一、上記の先生に話しにくいときには、話しやすい先生を見つけて、話せるようにしましょう。養護教諭や事務職員でもよいです。とにかく「話せる先生がいない」状態は絶対に作らないように!
・明日の授業の準備をします。
・放課後、初任者指導が入る場合には、とにかく早く始めて早く終わるように心がけましょう。
とにかく早く帰りましょう!
と言う流れです。イメージできたでしょうか?
詳しい内容は、後日まとめされていただきます!
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