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着任(赴任)してからすること 5 学年の準備

小谷ちいです!

前回のノートでは、「教室の準備」について詳しく解説しました。

着任後の業務にフォーカスして、シリーズ化して詳しく説明していきます。
今回は、5回目のテーマとして「学年の準備」に焦点を当ててお伝えします。


とにかく学年会・学年部会を開いてもらおう!

 初任者として、または直採講師として赴任した際、何をどのように準備をしたらよいか分からないことばかりです。
 以下に、準備すると良いものを掲載します。(必要のないものもあります)


これだけは始業式までに行う事!

(Mさんの勤務実績で一応です。下記のものも必要になることもあります。学校によってはこれ以外もあります。)
 ☆教科書の数の確認(間違っていると配布中止です)
 ☆児童名簿(学級開き、提出物などのチェック機能のあるものなど)
 ☆学年の仕事分担(4/1に決めてくれます)
 ☆学年で購入するものの決定と発注(無いと困る)
 ☆学級通信(あなたの良さを存分に出します!後日!)
 ☆配慮を要する児童についての確認(初日から配慮!)
 ☆給食指導・当番表(翌日から始まっちゃいますから)
 ☆掃除指導・当番表(翌日から始まっちゃいますから)
これでも少ない方…

始業式後でもとりあえず何とかなるもの

(心配性の方は、やっておきましょう!)
 ○時間割(教務が作成する場合あり、最近では確認に時間がかかる)
 ○学年目標・学級目標(児童の実態によって変わるため)
 ○学年・学級のルール(児童生徒と決めても良い)
 ○ノートの書き方の確認(基本、学校で統一されています)
 ○宿題の数、出し方・ノートの書き方(結構これで揉めます)
 ○教室備品のチェック(忙しかったら後でも)
 ○テストの進め方(テスト前でも良い)
 ○日直の仕事・日直日誌(日直の仕事が決まってからでも)
 ○朝の会・帰りの会の流れ(これも児童生徒と決めても良い)
 ○下校の仕方(昨年の流れと比較して、新しくしても良い)


 これらについて、大学時代の先輩から聞く、「教育技術」等の教育書を購入して読む、このnoteみたいに「ネットに頼る」、Xで助けを請うなどして自分で解決することもできます。
しかし、始業式まで時間がない場合「聞く」「読む」時間も惜しいです。

こういうときは、「学校の先輩」にがっつり甘えましょう。

 まずは、複数学級ある場合は「学年会」、単学級の場合は「学年部会」を開いてもらい、とにかく「先輩の方法」に乗っかりましょう。
 2年目~4年目ぐらいになったら、自分で考えてよりよい方法を見いだせば大丈夫です!
 基本、優しくてみなさんの分まで準備していただける方ばかりです。そして、頼られると嬉しいですので、どんどん頼りましょう!


え?そんな人ばかりじゃない?

そうなんです…
 「自分で好きにしなさい」「自分で考えなさい」「知りませんよ」(「そんなこと教えません」という方は…もういないはず)と言われる方もいらっしゃいます。
 思考としては、
「自分の力で頑張ってほしい。私だって昔言われたから…」
「私のやり方はまねしてほしくない。自分でここまで積み上げたんだ」
「私のやり方は私しかできないから、まねできないと思う。」
などなど…
こういった場合…は、時間が惜しいので、すぐに切り替えて学年の枠を越えて聞きに回りましょう。拠点校指導員や校内の担当教師、教務、教頭に聞くことも視野に入れましょう!

なぜなら、「始業式で児童生徒が困らないため」です。
先生が困っていると、児童生徒に困り感、不安感が伝わります!


「児童生徒のために限られた時間でできること」を最優先にして準備をしましょう!この考え方をもつことで、「今何をすべきで、誰に聞けば良いか」が自ずと見えてくるでしょう。

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