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絶対乙女少女メンヘラもも子
「この前友達に、優斗の右手は6本指だって言ったらみんな驚いてた」
もも子は頭のリボンをひょこひょこさせながら楽しそうに話す。無邪気に笑い、クレープを食べている彼女は相変わらず可愛かった。
……。
しかし、俺はそんな彼女を見ながらあることを考える。
かわいいのは認めよう。
だが、待って欲しい。
俺の指は5本だ。
バカかこいつ。
俺はもう何度ももも子の虚言癖に悩まされていた
ゾンビにラップする人権を!
「ファーック…」
私はタイピングを続けながら、再びこのFワードを呟いた。今日だけでもう5億回は言っている。
日付が変わり、ようやく会社を後にする私。
相変わらず、道はゾンビで溢れていた。
彼らは市民権もある、日本の新しい労働階級。
「世も末だな…」と思うが、それは今では少数派だ。
慣れた足取りで群れを避ける私。
だが、その時だ。私はふと足を止める。
ゾンビが集まっているのだ。そし
自爆殺戮自己犠牲ヒーロー
「こいつがどうなってもいいのか!」
目の前には、一万本の剃刀と融合したデブ。彼は会社員風の男を羽交い絞めにしていた。
「近づくと殺す!」
「ツイてねえな。お前」
俺は表情を崩さずに言った。
「なんだと?!」
「悪いがお前、死んでもらうぜ」
「おい!こいつがどうなってもいいのか!」
「うるせえ!お前は黙ってろ!」
俺のその突然の声にデブは怖気付いた。
「俺が話してるのはお前じゃない」
「何を
ビーイング・ア・ベジー
【これまでのあらすじ】
生まれつき全身がオレンジ色の邦夫はそのことでずっといじめられていた。成人の年、母から告げられた衝撃の事実。それは、実は彼は人参と人間のハーフということだった!野菜として覚醒した邦夫は、かつて自分をいじめた者たちに復讐を始める。
―――――――エピソード#1:【進撃の野菜】―――――――――――
人参は、数ある野菜の中でも特に凶暴であった。
そこは、街から少し外
ザ・ローリング・ビッチ・バスターズ
【ストーリー】幽霊に彼氏を襲われた女子高生がオカルト研究会と協力してそれを退治する物語と、悪逆非道ニンジャ・トランジットがニンジャスレイヤーから逃げつつ勝機を見出そうとする物語、その二つが重なり合い、新しい一つの物語になる。現実世界の神戸と忍殺世界のコウベ・シティ、異なる世界線で起きた事件を繋ぐ「パラドキシカル・ジツ」とは?幽霊の正体とは?トランジットはニンジャスレイヤーに勝つことは出来るのか?!
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