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ジョジョ第2部のエンディングを再現してみた

アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」の第2部エンディングテーマを #再現してみた ので、とりあえず観てくれ!

可能な限り寄せたので、元ネタとも見比べてくれ!

以下は元ネタへの愛やら、メイキングやらについてひたすら語るので、関心あるトピックがあれば観てってね。

人間讃歌を描くジョジョ

「ジョジョの奇妙な冒険」は私が物心付いた頃には少年ジャンプで連載していた少年漫画で、青年誌ウルトラジャンプに舞台を変えてからも続き、これまで第8部「ジョジョリオン」までが完結している。近いうちに第9部が始まるんじゃないかと言われていて、荒木先生はジョジョを通して人間讃歌を描き続けておられる。

再現したアニメ版は2012年ごろ(それでも10年前)から四半世紀の時を経てアニメ化されたもので、ファンの間でも感慨深いと話題だった。現時点では第6部「ストーンオーシャン」までがアニメ化が進んでいる。

ジョジョと言えば幽波紋こと「スタンド」による能力バトルが有名で、力比べでインフレしがちな少年漫画界に能力の相性で闘うというパラダイムシフトを起こした。今回、再現した第2部「戦闘潮流」はスタンド未登場の作品ながら、それでも漫画界に与えたインパクトは大きい。

第2部の内容をざっくり要約すると、人間の血を吸う敵が太陽の光を克服して究極の生物になろうとするのを、生身の人間が呼吸法の修行をしてパワーアップして戦うお話。最近流行った「鬼滅の刃」の筋書きと似ていて、時代を超えた漫画界への影響を感じる。

Roundaboutを弾いてみた

エンディングテーマにyesのRoundaboutを選んできたチョイスに痺れた。プログレで括られることもある通り、50年経っても人類の価値観に対して「進んでいるなぁ」と感じる斬新さがある。

楽曲のカヴァーに関しては、ギター&ベースを自力で弾いて、ヴォーカルを歌って、StudioOneというDAW(Digital Audio Workstation)のソフトで重ねている。

サークルの人々がプラグインや音源の課金勢になる中、私は細々と無課金で頑張っている。つまり凝ったことはやっていない。細々した機材は動画中のテロップに入れているので、興味があったら観ておくれ。

サウンドハウスで買った1000円マイク

DAWにおいて、ギターのニュアンスはなかなか打ち込み音源では再現しにくいけれど、そこそこの正確さが求められるリズム隊(ドラムやベース)は打ち込んだ方がクオリティが上がる。それでもベースを弾くことにこだわるのは、yesのベーシストであるクリススクワイアが私にとって特別なプレイヤーだから。

著名なベーシスト(例えばバンアパの原さんなど)が影響を受けたベーシストとして挙げるようなお方でおられる。縁の下の力持ちであるベースが、ゴリゴリの存在感を前面に出してくる。あのゴリッとした音が真似できるはずもなく、「やっぱりすげぇな」と再認識できた。

ちなみに今回のキッカケとなったのは、以前に触れたことのある作曲サークルのお題だった。オリジナル曲を披露しあっているところ、「たまには好きな曲をカヴァーしてみようぜ」と言う話になって、私はRoundaboutを選んだ。

To be continuedのオマージュ論争

最近では、TikTokの面白ネタとして「To be continued…」が1つのジャンルになっていたりする。動画が静止して、白黒になって、Roundaboutのイントロが流れるという雛形の元ネタは、アニメ版のジョジョである。

コンテンツとして消費されることに関して、ジョジョ好きの間では賛否両論あるだろう。ただ、この「To be continued…」だって荒木先生がスピルバーグ監督の映画からインスピレーションを得たとかの話もある。

私個人の意見としては、オリジナリティへのリスペクトがあれば良いのではないかと思う。だから私もこうやってカヴァーをやっている。

絵を描いて視覚効果を付ける

絵はクレヨンで描いてスキャンした。

写真は、VLOGCAMをリモコンから自撮りして、フォトショで抜いた。

キラキラや破壊の視覚効果は、aftereffects組み込みのエフェクト(CC Spotlight, CC Pixel Polly, CC Particle World, レンズフレア等)をぶっかけている。

動画は趣味程度に細々とやっているけれど、曲のカヴァーだけでなく、映像をカヴァーするのも勉強になるなぁと思った。

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