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食育推進!小田原のイシダイを子ども食堂へ

子ども食堂とは?

現在、小田原市内では多くの子ども食堂が運営されています。

既に知っている方には釈迦に説法で恐縮ですが、子ども食堂とはなんぞや・・・という方に簡単解説!

神奈川県のHPによると「子ども(概ね18歳未満)たちに対して無料または低額で栄養のある食事を提供する取組みのことで、経済的な理由や、家族揃ってご飯を食べることが難しい子どもたちに対して、温かい食事を提供する場としてだけでなく、地域住民のコミュニケーションの場として、いま注目されています。」と、記載されており、子どもたちのための食事の提供や、居場所の確保といった点において、重要な取組みであると言えます。

小田原市酒匂の子ども食堂「はまっこてらす」

(参考)神奈川県HP「子ども食堂を利用したい・実施したい・応援したい」

子ども食堂に、小田原の魚を!

子ども食堂は、「食育」という点においても重要な役割を持っているといえます。

近年のライフスタイルの変化により、多くの人で食卓を囲む・・という機会も、ひと昔前に比べたら減ってきていると聞いています。

そんな中、子ども食堂があることで、子ども同士や、スタッフの方らとの「共食(きょうしょく)」が出来、そこが食育を育む場となっていますが・・・

我々の立場からすると、「せっかくなら、そこで、小田原の魚を食べてほしい!」と、前々から思っていました。

そこで、色々と検討を重ねた結果、この度、小田原の子ども食堂へイシダイを提供する取組みを行いました。

漁業者や水産加工会社との連携により、
刺身でも食べられるほど鮮度の良いイシダイを急速凍結し、更に真空包装。
徹底したこだわりで提供の準備をして頂きました。

小田原のイシダイ

こちらも既に知っている方には釈迦に説法で恐縮ですが、実は小田原のイシダイは全国漁業協同組合連合会が実施する漁師が選んだ本当に美味しい魚であるプライドフィッシュにも登録されているなど、小田原の水産業界では超メジャーな美味しい魚です。特に冬場のイシダイは、こってりとした甘い脂が乗り、歯ごたえもよく、誰が食べても美味しい高級魚です。

からたちハウスにて

小田原市社会福祉協議会に登録されている子ども食堂を対象にアンケートを実施し、令和6年3月、7件の子ども食堂へ小田原のイシダイを提供させて頂きました。

今回noteでは、小田原市板橋で運営されている子ども食堂「からたちハウス」での提供の様子をご紹介します。

「からたちハウス」が運営されている板橋公民館

「からたちハウス」は、元教員らのボランティアで運営され、小田原市内の板橋公民館で、毎週金曜日に学習支援や体験活動、会食を行っています。

令和6年3月8日(金)に実施された「からたちハウス」にて、小田原のイシダイを子どもたちに提供して頂きました。
提供メニューは「イシダイのフライ」です。

イシダイのフライ

調理担当のスタッフの方と、事前にイシダイの提供方法についてもご相談を受けていましたが、どうやら今回は、子どもたちが大好きなフライにすることに決めたそうです。

私たちも試食をさせて頂きましたが、ふわふわで、しっかりした味わいがあり、とても美味しかったです。

イシダイのフライとともに、ちらし寿司も提供
栄養満点!

そして、私たちが一番嬉しかったのは、普段は食の細いお子さんが「美味しい!」とモリモリお代わりして食べてくれたことです。

イシダイを初めて食べたとのことですが、美味しさを覚えてくれて、今後もどこかの機会で食べてくれると嬉しいなぁと思っています。

子どもたちとの意見交換
「美味しかった」の感想が何より嬉しいですね。

子ども食堂との連携は、また新たな取組を行う事を予定していますので、引き続きレポートします。お楽しみに。

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