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コンサルに転職するなら早い方がいい、という話。

今回はコンサルに転職するなら早い方がいい、という話をしていきます。

私は30歳でメーカーからコンサルに転職しました。30歳というと、みなさんはどんなイメージをお持ちでしょうか?もしかしたらまだ若いと思う方もいるかもしれません。
しかし、もっと早く転職しておくべきだったなと思うこともあります。後悔している、というほどではありませんが、早いに越したことはないなと思っているので、今回はその理由について語っていきます。

コンサルに転職するなら早い方がいいと思う理由

私が早く転職した方がいいと思う理由は、年を取るほど以下の3点が大きくなるからです。

  • 結果が求められる

  • 色々言われるストレスが大きい

  • 辞めるハードルが上がる

それでは解説していきます。

結果が求められる

これはコンサルに限らずですが、年を取るほど転職時に即戦力としての能力が求められます。コンサルでは資料作成や議事録作成といったスキルは基礎(できて当たり前)として求められるのですが、事業会社でこれを身に着けるのは難しく、コンサルに入ってから習得することになります。そのため未経験の中途入社組は、基礎が無い中で結果が求められる、非常に苦しい状況に立たされることになるのです。
コンサルの職位はざっくりアナリスト→コンサルタント→マネージャー→シニアマネージャー→…といった形になっており、入社時の職位が上であればあるほど苦労している人が多い印象です。私はコンサルタントとして採用されているのですが、資料作成やタスク設計で求められているレベルにはまだまだ届いておらず、自信を無くすことが多いです。
一方で、アナリストとして採用された場合はしっかりと基礎を身に着けた状態で昇格できるため、職位が上がっても未経験で入社した人ほどは苦労しないかと思います。また、実力が発揮できれば20代でマネージャーになることも十分に可能です。とはいえ、アナリストはアナリストなりの能力を求められるため、ぬくぬく育ててもらえる、ということでは無いので気を付けて下さい。

色々言われるストレスが大きい

未経験でコンサルに入ると、基礎的な所をバンバン指摘されるのですが、社会人経験が長い人ほど指摘される時のストレスが大きいかと思います。というのも、ある程度の年齢になると、社内での地位も上がり、指摘される機会も減ってくるからです。前職でそれなりの地位にいた人が、コンサルに入ってボコボコにされ、プライドがズタボロになる、なんてことはよくあるようです。私も前職では指摘される機会が少なかったのですが、コンサルに入ってからは日々ダメ出しされており、新卒の頃に感じていたストレスを思い出しながら仕事をしています。
プライドの高い人にはつらいかもしれませんが、自分が出来ないことを受け入れる勇気が大事です。

辞めるハードルが上がる

年を取るほど辞めてからのリカバリーが効きづらいため、辞めるハードルは高くなってきます。コンサルに入ると、一定数は仕事のプレッシャーに耐えきれず、すぐに辞めてしまいます。20代であればコンサルに入社できたポテンシャルを買われて転職できるかもしれません。しかし、40代の人がコンサルに入りすぐに辞めるとなるとどうでしょうか。おそらく20代の人と比べると選択肢は狭くなるはずです。コンサルに入ることで一時的に収入は上がるかもしれませんが、その後の転職で失敗すると生涯年収が下がってしまう、なんてこともあるでしょう。
また、家庭があるため簡単には辞められない、という事情もあるかと思います。同期の中には子供がいて家のローンもあるため、稼ぐためにコンサルに入った、という人もいました。そういった責任感がモチベーションになることもあるかとは思いますが、必ずしも良い方向にはたらくとは限りません。私は悲しいことに独身なので、そのあたりのプレッシャーを感じることなく仕事ができています。転職後にうまくいかないリスクを考えると、守るべきものが少ないうちにコンサルにチャレンジするべきでしょう。


以上、コンサルに転職するなら早い方がいい、という話をさせていただきました。
コンサルに限らず新しいことにチャレンジする時は、早いに越したことはないですよね。チャレンジしたいけど悩んでいる、そんな方は勇気を出して一歩前に進んでみることをオススメします!


引き続きコンサルに転職して感じたことを記事にしていこうと思っていますので、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。
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最後までご覧いただきありがとうございました!

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