料理は愛情が一番のスパイス! マンガ紹介『甘々と稲妻』
どうも、オーディンです。
僕の好きな漫画を紹介したいと思います。
今回紹介する漫画は、料理マンガ『甘々と稲妻』です。
ちょっとだけネタバレを含みます。
すみません。
『甘々と稲妻』
著者:雨隠ギド 全12巻 完結
月刊「good! アフタヌーン」で2013年~2018年まで連載。
(番外編が2019年に掲載)
『この漫画がすごい!2014年のおとこ編』で8位に入っています。
2016年にはアニメ化もされています。
(フジテレビオンデマンドで観れるようです。)
では、さっそく『甘々と稲妻』のあらすじを紹介します。
数学教師の犬塚は、妻を亡くして一人で娘の子育てに奮闘する毎日。
料理が苦手で味オンチ、しかも小食の彼は家事・育児をこなすので精一杯で、娘の「つむぎ」にいつも冷凍食品やお弁当ばかりを食べさせていました。
しかし、ある日帰宅するとテレビにかぶりついて、料理番組を観るつむぎの姿がありました。
それにショックを受けた犬塚は、つむぎに手作り料理を食べさせようと、花見で偶然出会った女子高生「飯田小鳥」の母親の小料理屋に行くことにしました。
ところが、いろいろあって、なぜか犬塚が小鳥と一緒にご飯を作って、つむぎと3人で食べようという話になってしまいます。
しかも、小鳥が犬塚が副担任を努めるクラスの生徒であることがわかって・・・
みたいなストーリーです。
どうですか?
読んでみたくなりましたか?
僕がこの漫画の好きなところは、いろいろあるんですが
まず「絵が好き」ということですね。
『甘々と稲妻』は線が細く綺麗な絵で、僕はとても好きです。
出てくる料理も「どーん!」という感じで出てくるのではなく、シンプルな感じでさらっと描かれています。
ちょっとネタバレになってしまいますが、
犬塚だけではなく、実は小鳥も料理が苦手です・・・。
その二人が料理を一緒に作るという話なので、この漫画は料理系といっても、凄い料理が出てくるという感じではないんですね。
でも、つむぎに手料理を食べさせたいという思いが溢れているので、出来上がった料理はとても美味しそうに見えます。
特に、最初の料理は、土鍋でご飯を炊くだけなのですが、美味しいものを食べたいと悪戦苦闘している3人の様子を見ていると、本当に美味しそうで食べてみたくなります。
もう一つこの漫画の好きなところは、優しい気持ちになれるところですね。
娘のつむぎのために、なんとか手料理を食べさせてあげたいという犬塚の思いはもちろん、そんな犬塚に協力しながらあったかい気持ちになる小鳥。
読んでいてとても優しい気持ちになります。
また、料理だけではなく父親として、いろいろ悩みながら、つむぎの成長に向き合っている犬塚の姿も描かれています。
漫画の中で、つむぎの成長、犬塚の成長、そして小鳥の成長の様子も描かれています。
そして、犬塚と小鳥の距離が縮まっていく中で、小鳥が犬塚に好意を寄せていくのですが、教師と生徒という微妙な関係もあり、それを抑えようとするところが、なんとも甘酸っぱい感じです。
脇役のキャラクターも魅力的で、料理以外のストーリーも楽しめます。
どちらかというと、料理系漫画というよりも、料理を通じたヒューマンドラマみたいな感じかもしれません。
とにかくおすすめです!
ぜひ、読んでみてください!
ということで、今回は漫画「甘々と稲妻」の紹介でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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では、また!
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