6月の晴れの日

風も心地よく

穏やかな時間を過ごす。

今日は“本を読む日”と決めていたので
たっぷり時間を使って
声に出しながら、読んでいる。

発声練習を兼ねつつ、
朗読のお稽古をしているつもりで。

窓を全開にし、途切れることのない車の往来サウンドとともに
たまに微かに聞こえる鳥のさえずりに癒されながら。

4月と5月、自粛期間中
あんなにも時間があったのに
こんな時間を優雅に過ごしてこなかったなぁと
ふと、振り返る。

常に何かに追われているかのように
小さな室内をグルグルしていたみたいだ。

追っかけてくるのは自分自身だというのに
それにせっつかれて、バタバタしていたんだなぁ。

自粛があけたものの
まだまだ、気を引き締めないといけないなと感じる今日この頃。。

会いたくても会えない
観たくても観られない
仕事したくても、仕事がない

そんな日々は、もう嫌だ。

だから徹底していかないと。

ひとりひとりの心がけと
思いやりを持った世界に生きたい。

最近はコロナ以外にも、
辛いニュースに胸を痛めたり…

日本人からは遠い話だ、とか
今まで何も言ってないくせに
急に流行りにのってる、とか、
何もわかってないくせに言うな、とか

人それぞれ、
受け止めるものや、
感じるものは、違うのかもしれないけど

まずは“知る”ことが大事だと思ってる。

頭ではわかってても、
私の場合、まだまだ知識不足で
ちゃんともっと“知る”ことからはじめたい。

だからひとりひとり、発言すること
狼煙をあげることって、
勇気ある一歩だ。

その狼煙は、確実に誰かに届いてる。

それが『自分で考える』キッカケを与えてくれる。

そこからが、スタートだ。
自分で考えることからはじめたい。

もっと沢山意見を交わしたり
どうしたらいいのかと、話し合えるタイミングが増えていくことで

微力かもしれないけど、
その言葉たちは積み重なって
世の中を変えていけるかもしれないのだから。

昔、私は
自分の本音はあまり語らず
『楽しいこと』だけをなるべく発信していきたいという心持ちでSNSと向き合っていた。

でもそれだけじゃ、なんか違くね？

と最近は感じている。
だから今もこうして思ったことを
そのままに、ここに綴っているわけだ。

こんなこと言ったら叩かれる、とか
こういう話をするとめんどくさい人と思われる、とか
気をつけないとダメだよ、とか

あるけどさ…

“じゃぁ、自分はどう見られたいんだい？”

っていうね。

綺麗事だけじゃ生きていけない世の中で
“建前”や“綺麗事”を鎧にして、
誰かと交わる世界って

息苦しいにも程があるよね。

もちろん、
誰かを傷つけることとは論外で。

傷つけるために放つ言葉は
暴力であり放火であり殺人で、それは立派な犯罪だ。心底悲しい。

ね。

なんだか本を読んで、活字欲が沸いたので
ここに唐突に記す。いきなりすみません。

自分の放つ言葉には責任を持ち
知らないことは知らないとちゃんと言えて教えてほしいと真っ直ぐ言えるようにもなりたい。

もっといろんなことを知り、学び
より豊かな人間になりたひ2020

そうなったら、きっと
私は他者に対しても
より豊かになることができ、共鳴できると思うから。

希望を忘れず、
限られたこの人生を
豊かに、生き抜くために。