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見守られているギフト

こんばんは。
タップダンサー・振付家のおどるなつこです。

この秋は、私が代表及び企画振付を務めているNPO法人あしおとでつながろうプロジェクトのイベントが相次いでいました。
どの現場もハッピーで、私たちのプログラムを必要としてくれる方がいらっしゃることが本当にありがたいなあと思っています。

コロナ下にもアートを欲した人々

思えば、2020コロナによりパフォーマンスアートが不要不急とされた後に、仲間と踊る場を欲してくれたのは、この知的障害のある仲間たちだけでした。多くの人が余分な活動として自粛する中、活動制限の最も厳しい福祉界隈に所属する彼らが「みんなと踊りたい」と足を運んでくれたから、私は事業を継続できたわけです。

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渦中では私が一生懸命継続させているように見えていたのかもしれませんが、そうではなく、彼らによって私は生かされていた!上記リンクの自主ライブアーカイブを何度も見返して、つくづくそう感じています。

陰ながら応援してくださる人々

今年の4月ごろから思考が蝕まれ始めた鬱の状態にはまだ波があります。けれど、自分らしく思考できる時間が少しは増えてきたかもしれない...とやっと思える最近です。小さな不安からキュッとネガティブな思考に陥ってしまうこともままありますが、色々な方に応援いただいていること、とてもありがたく感じています。

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これは20年使っている間に錆びてとうとう柄が朽ちてしまった包丁の研ぎ直しプレゼント。Twitter友より。
なんとイニシャル入り!
日々包丁を握るだけで元気が出る!というプレゼントでした。

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他にも、お電話や、メッセージをいただき、お話しすることで元気をもらってきました。長いこと、私は人がたくさんいるところで踊って、お客様からエネルギーを得てきたのだなあと実感します。1年半も家に篭り、それができなかったことのダメージは、思いのほか大きかったようです。

新たな場との出会い

そんなふうに、ポツンと取り残されたのは、私だけではないのです。やはり、さまざまに困っている人がいて、困っている場がある。仕事が忙しいところには集中してしまっている。

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何かバランスを崩しているところには何かの作用が生まれるのだなあと感じる出来事がありました。
ある場所とのご縁をいただいて、しばらく手をかけて場を調えていくことになります。それも、私の活動や日々の暮らし方をよく見てくれている眼差しから生まれたご縁。さらに紹介された関係者が、旧知の大変お世話になっている方だったりして、大きなものに見守られていることをしみじみ感じました。場を調えることで、自らも調い、次の展開への準備ができそうです。

こちらについてはいずれ紹介させていただきます!

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アートの場を街へ

そんな状況だからこそ、場を生み出し続けている方々がいます。
横浜市の各種助成ではこれまでにもたくさんお世話になってきていますが、文化芸術について次のムーブメントを生み出そうとされているのはアーティストばかりではありません。文化芸術を愛するさまざまな職種の方が志を持って仕事をされていて、新たなアートフェスティバルが生まれています。

こちらの馬車道駅中マルシェにて、タップダンサーと映像ディレクターのユニット回踏太陽で、作品撮影と公開リハーサルのパフォーマンスを行わせていただきます。

日時:11/27(土)11:00~16:00
場所:馬車道駅B1マルシェ 及び B2改札内流木インスタレーション付近

マルシェには古道具屋さんなどレアな出店がございます!また、こちらで撮影したものは、後日映像作品として公開されます。
よかったらぜひ遊びにいらしてください!

それでは素敵な秋の週末をお過ごしください!


いつも応援いただきありがとうございます。サポートは活動維持費に使わせていただきます。どうぞよろしくお願いします!