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都会と田舎

こんにちは、Fragmentsです。僕はいま長野県で暮らしています。もともと生まれも育ちも長野県で、大学進学のタイミングで上京、都内で就職し、ずっと東京で暮らしていました。子供が生まれるタイミングで地元に戻り、改めて長野県で暮らすことにしたのですが、実際に暮らし始めて、まぁいろいろ思うところがありました。

まず “東京の人は冷たい” という俗説。これは違ってました。東京の人は基本的に時間の流れが早いので、他人に構っている余裕のある人が少ないだけで、地域のコミュニティのようなものはあります。いろんなところに住みましたが基本的に同じ建物に住む人とはコミュニケーションがありました。

長野県に暮らすようになって、田舎の人の方がよっぽど隣人に厳しいと思いました。(冷たいとはちょっと違いますが・・・)他人に関する許容範囲が狭いというか変なガイドラインがたくさんあります。そういう意味では田舎の暮らしは多少窮屈です。

次に “田舎は自然がいい説” 。これは本当にその通り。仕事柄、視覚情報には意識的でいるのですが、空の色、木々の色、四季の色・・・圧倒的に色の情報量が都会と違います。暮らし始めて5年になるのですが、毎日景色の美しさに感動しています。東京で仕事をしていた頃は街はグレイッシュでした。とはいえ、一般的なイメージでは都会=カラフルではないでしょうか。おそらくこれは完全にネオンのイメージです。僕の住んでいるところでは夜7時にもなれば車も少なくなり歩いている人はほとんどいません。街灯も薄暗く、夜は本当に暗いですが東京はその逆で、昼間はモノトーンだったビルが夜は煌びやかな光を纏います。つまり田舎は昼が本当に色彩豊かなのに対し、都会は夜の方が鮮やかなのかもしれません。

コロナ禍で地方移住が盛んになり、僕の住んでいる地域も多少人が動いているようですが、5年暮らして思うのは、メディアでよく聞く “田舎暮らしがイイ!” みたいなことは一切ないです。田舎は田舎で暮らしにくい部分が多いです。あらゆるインフラが整ってないので、結果的に税金は高いです。しかし、子供を育てるには良いところです。子供の生活時間帯に環境の情報量が多いからです。

一方、大学生や若手の社会人など、自分で情報を吸収し勉強する時期に田舎にいるのはナンセンスです。もっとも社会を知れる時期に田舎は情報量が少な過ぎます。通信と物流が発達して、モノや情報は田舎にいても問題なく手に入るようになりましたが、狭い見識の中で自身の大人の基礎を作ってしまうのは勿体ない気がします。

どちらの方が優れているとかではなく、ライフスタイルに合わせて住む場所を決めるのが良いと思います。今は本業の他にセカンドジョブもこなしつつ、子供との時間も作れているので、Uターンして長野県での生活が良かったと思っています。

次回は2足のわらじの話でもできればと思います。

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