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オリンピックで大量の食品が廃棄されている?

こんばんは。

4連休最終日、いかがお過ごしでしょうか。

先ほどTwitterに流れてきたので、事実かどうか把握していませんが、こんなつぶやきが・・・


『TBSの報道特集で、国立競技場で1日数千食のお弁当が廃棄されていると報道されている』

ボランティアの出勤が無くなったので、その日のうちに捨てないと次々と溜まるからだそう。

これが事実なら驚く話です。

もちろん、受注しているお店から見たら注文を減らされたくないだろうけれど・・・
コロナ禍で困っている方に配るわけにはいかないんだろうか?

このつぶやきで思い出したことがあります。
私がホームヘルパーだったころの話です。

毎年春になるとユニフォームのジャージやエプロンなどが支給されていました。
ネームとロゴ入りの立派なものです。
ちゃんとしたブランドジャージやポロシャツ、エプロンや割烹着です。

5年近く勤務したけど、使うのなんて洗い替え分あれば十分だから、退職したときは何十枚も未使用のものがありました。

若かった私は、当時の課長に言ったものです。
『こんなに要らないから、時給を上げてほしい』

当時の時給は生活支援も身体介護も区別なく千円。
早朝夜間、年末年始はプラス400円。

しかも数百人のヘルパーがいる団体でしたから、ユニフォームの経費は相当だったと思うのです。

ところが課長は私に諭すように言いました。

『ウチがこれの発注を止めたらどうなると思う?
このロゴの刺繍やプリントは障碍者の就労施設が作っているんだ。
その人たちが困るってことなんだよ』

ムムム・・・

そう言われて返す言葉もありませんでした。
当時は。

福祉の世界だけで回そうと思うから、世界が狭いからそういう仕組みになるだけだと思うのです。

本当に刺繍などを必要とする一般企業からの受注を取ればいいし、取れるように宣伝すればいい。

そして天下りで名前だけの役員に報酬を下げればいい。
現場で働くヘルパーこそ宝じゃないの。

冒頭のお弁当も同じ。
受注会社のことを考えるなら、予算をオリンピックじゃなくてコロナ対策に回して発注すればいい。
そして困っている人に無償で提供してあげたらいい。

お役所仕事、いい加減にやめませんかね。

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認定コーチ・カウンセラー・介護支援専門員
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