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授業遅刻の理由は「お祈り」|マルチカルチャーなオーストラリアの学校で勤務して

オーストラリアで学校の先生です。

オーストラリアは、マルチカルチャーであるというのは、有名な話。

どれほどかと言うと・・・

オーストラリアの総人口の28%が海外生まれ、親のどちらかが海外出身の移民2世の人口は46%

オーストラリアに垣間見る「多文化主義政策」
日常生活に浸透するダイバーシティと移民への定住支援

日経BPの記事から引用させてもらいました。

特に都市部では、マルチカルチャー化がどんどん進んでいる印象。

逆に田舎は、まだまだ白人社会。

学校の地域によって、人種がさまざまなのが面白いのは、こちらのnoteで少し触れました。

さて、このnoteにある遅刻理由。

私がRelief teacher(休んだ先生の代わり)で授業に行き、出席を取っていると・・・

生徒2人がいない。

クラスメイトが「お祈りに行ってるよ。」

って言うんです。

あ、そうか。イスラム教では、1日に何回もお祈りするもんな。

敬虔なイスラム教徒の生徒だったようです。

この学校では、1年間School Support Officerとして勤務していました。

オーストラリアの中でも、かなりインターナショナルな環境だと思います。

▽詳しくはこちら

グローバルって、こういうことなのかな?

と、この学校で働いて、「グローバル」が少し身近になった気がしました。

私は日本人の夫とオーストラリアに住んでいるため、家の中は日本そのもの。

こういった機会がないと、なかなか肌で感じるって簡単ではないんですよね。

ぜひ、オーストラリアに来られたら、あえてマルチカルチャーな職場で働いたり、集まりに顔を出したりするのもいいものですよ。

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