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商品撮影ってどれぐらい大切?

こんにちは。

東京、主に渋谷を中心とする某百貨店のポスターやカタログ中心に商品やブランドイメージをひたすら撮り続けて10年、物撮りの世界でずっとご飯を食べてきたカメラマンの宗村亜登武です。

今は地元の燕市に拠点を移し、ものづくりの街で自分が持っているスキルや、課題解決の方法などを、提供しています。

そんな私が運営している株式会社オフィスアトムとして、先日とあるサービスを発表させていただきました。

サービス名は『クルクルドウガ』です。

どんなサービスかは上記のURLから分かります。今回はちょっと割愛させてもらいますね。(後で話すかもしれませんが、、、)

そのサービスを地元のBtoB向けの展示会で出展しました。

ありがたいことに大反響だったのですが、思わぬ反応もありました。

それは、当社が通常業務としている、一般的な撮影サービスも、以外に知らない人が多く、(小さい街なので、私の存在は知られているんですが、仕事の内容までは知らないって人が多い)こちらのサービスにも非常に多くの人が関心を持ってもらえたということです。

こちらが弊社の通常業務↓

そんなに反応あるなら、今一度『商品撮影』ってものについてダラダラと話してみようかなと思い、とりあえずブログとノートでコンスタントに書いていこうと思います

ということで、前置きが長くなってすみませんが、見出しにあるように『商品撮影ってどれぐらい大切?』って話をしようと思います。

先に結論を言ってしまうと「人それぞれ」です!!

がびーん。みたいな。。すみません、離脱しないでください。説明します。

この「人それぞれ」と言われた時に、みなさんがイメージしたのは自分(もしくは自分が所属するコミュニティ)ですか?それとも自分がいつも商品の写真を見せている相手ですか?

ここからすでに、世の中で売り上げを立てている人や企業と、経済が落ち込むと一緒に売り上げが落ち込む人や企業との差が生まれています。

商品撮影、ここでいう商品写真や説明動画は伝えたい人、見て貰いたい人、興味を持って欲しい人がいなければ、価値がありません。当たり前ですが。

見てくれる人がいるから写真にしたり動画にしたり、説明をテキストにしたりするわけです。見てくれる人が分からないでは、どれだけの資料をどれぐらいのクオリティで用意すればいいのかも分かりません。

仮に、商品に興味のある人、団体を見つけることが出来たとしましょう。

でもその人たちはみんな目が見えません。となると写真は必要でしょうか?

写真よりも音声で説明を伝え、サンプルをお渡しすることでやっと興味と理解をしてくれます。では、遠くの人で「すぐ見たい!」という人には?
若い人には?中年には?介護をしているお母さんには?高級品に興味がある人には?
安さで決める人には?若い夫婦、子供がいる夫婦、経営者、障害者、中東の人、ヨーロッパの人。紙で見たい人、スマホで見たい人、いろんな角度で見たい人エトセトラ。
あげればキリがないですが、それぞれ見たいレベルや表現が微妙に変わってきますよね?
なので、伝えるための写真の大切さは「人それぞれ」となるのです。

上の写真は燕の企業である株式会社ヨシカワさんのブランドイメージ写真です。

ヨシカワさんは料理好きな男性向けブランドと若い女性向けブランドの2ブランドでキッチン用品を展開していました。そのどちらかを引き立てるとコーポレートブランドのイメージがそれに寄ってしまう。そういった中で、どんな表現の写真にしたらいいんだろう?どうやって商品写真に紐づけたら良いんだろう?というお題をもらいましたので、私が出した答えは『共に料理を楽しむ若い夫婦の一コマ』でした。

旦那さんも奥さんも自分の好きな道具で好きな料理を作る。
互いちゃちゃ入れながら料理をしている時間を、後で食べて貰いたい人と共有する。

そんなイメージの写真撮影を提案し、採用に至りました。
なのでこの写真を見て欲しい人は

『ある程度広いキッチンを持ち、お互いが料理好きで、結婚したばかり(もしくはこれから結婚する)で日々幸せなイメージが頭にある若い夫婦』

ということになります。
そして、2枚目、3枚目に下記のように商品写真を見せるようにしました。

ここで商品写真の出番です。

どれぐらい伝えたい人に伝えたいか、どのように伝えたいか。このバランスで商品写真にどれぐらい重きを置くかが決まってきます

『商品写真ってどれぐらい大切?』と悩んだ時、一つの考え方として覚えておいてもらえたら嬉しいです。

ちなみに、この一連の写真は2019年に撮影したのですが、いまだに色褪せない良い写真だと自負しています。この写真は10年後もブランドや商品を伝えるのにとても効果的な写真だと思っているのですが、この写真を営業マンに例えたらどういうイメージになりますか?


不死身で歳をとらず、サンプルを抱えず、自分の説明だけで商品を紹介することができる営業マン。そんなイメージになりませんか?


皆さんはその営業マンにどれだけの価値を見出しますか?

皆さんが扱う商品撮影を営業社員とイメージした時、どのくらいコストをかけ、どう扱うべきかは、、、これもまた別の解釈としての人それぞれですね。

弊社では撮影を含む全体を俯瞰して依頼をお受けしています。

plan・・どういう人に伝えたいか、どう伝えたいかを一緒に考え、
creation・・それに基づいて創作、制作を行い、
action・・どうやって使うかのアドバイスをする。

上記のPDFであるように、費用はここのcreationだけです。

作って終わりにならなないように、作ったものが無駄にならないように、誰かに何かを伝えるための手助けになれるよう日々精進しています

株式会社オフィスアトム
〒959-1262 新潟県燕市水道町2-1-1
0256-64-7329
atom@office-atom.com
www.office-atom.com

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