インタビュー屋 おれんぢ

演歌・歌謡曲を中心にライターとして35年以上にわたり活動を続ける。インタビューの対象は…

インタビュー屋 おれんぢ

演歌・歌謡曲を中心にライターとして35年以上にわたり活動を続ける。インタビューの対象は田端義夫、並木路子といった往年の名歌手から氷川きよし、水森かおり他のスターまで多数。

最近の記事

中前りおん「私に期待してくださる方が増えるように、自分らしさを追求していきたい」

YouTubeで600本を超える動画を公開中Mr.Childrenさんの「Any」っていう曲を聴いて「こういう詞を書きたい!」 ――まず初めに中前さんがシンガー・ソングライターになるきっかけとなった作品、アーティストについて教えていただけるでしょうか? 中前 宇多田ヒカルさんの歌を初めて聴いた時に「カッコイイ!」って、すごい衝撃を受けて。歌詞カードを見たら“作詞作曲:宇多田ヒカル”って書いてあって「自分で書けるんだ!?」って思って、宇多田さんのようなシンガー・ソングライター

    • 市川由紀乃「私を知らない方々にもっと知っていただきたいと思いますし、私自身も未知の領域や分野へ活動の幅を拡げていきたいです」

      リサイタル『ソノサキノハジ真利』そしてアルバム『ソノサキへ』“やりたい放題”でした(笑) ――まずは「花わずらい」の日本レコード大賞優秀作品賞の受賞おめでとうございます。 市川 ありがとうございます。この一年は年の初めから新たな気持ちで歌と向き合ってきましたので、それが一つの成果として、このような素敵な形となって表れたことがとても嬉しいです。そして、受賞へと導いてくださった作家の先生やレコード会社の方々、ファンの皆さんに心から感謝しています。 ――10月に行われた『市川由紀

      • 鳥羽一郎、木村竜蔵、木村徹二 「テツはこのままでいい。今一番大事にすべきは勢い」

        ※ 木村竜蔵さんは鳥羽一郎さんの長男、木村徹二さんは次男です。 ※ トップおよび☆印の写真 撮影:齊藤哲也 僕たちが子供の頃から親しんできた演歌を活性化させてアップデートしていきたい演歌をうたったらいいのになぁ ――鳥羽さんは徹二さんの活動について、リリースされる毎に曲を聴かれたり、状況を把握したりされていらっしゃるんでしょうか? 鳥羽 あまりしていませんね。カバー・アルバム(『ザ・カバー ~昭和演歌名曲選~』)なんかも聴きましたけど、リリースからしばらく経ってからでした

        • ゆあさみちる 「温泉みたいに人を癒して温められる人になります」

          「泣きながらTokyo」「愛しいひと」「星月夜」、2ヵ月に1曲のペースでリリース「おまえは歌以外で何をして生きていくつもりだ!?」 ――今回のインタビューは、5月に発売された「泣きながらTokyo」(作詞作曲:花岡優平、編曲:中村力哉)を聴いて「この人に話を聞いてみたい」と思ったところから機会をいただいたものなんですが、この記事の公開前に「愛しいひと」(作詞:紙中礼子、作曲:永島 広、編曲:川村栄二)「星月夜」(作詞:夏海裕子、作曲:花岡優平、編曲:中村力哉)と新曲が2作リ

        中前りおん「私に期待してくださる方が増えるように、自分らしさを追求していきたい」

          花見桜こうき 「テキーラモーレ」でも1位を獲って、演歌・歌謡曲の分野に於ける存在を確固たるものに

          自分の表現や作品を愛してくれる人を終生大事にしていく歌い方からタイトルまで意見や希望が入った形で作ることができました ――9月27日にニュー・シングル「テキーラモーレ/乾杯しませんか、西宮で」が発売されますが、「テキーラモーレ」の作詞作曲は最上川 司さん。 花見桜 元々、司さんが作る曲が良いのはわかっていたんですけど、“最美桜前線”(花見桜さん、最上川さん、美良政次さんによる2.5次元演歌歌謡グループ)で実際に司さんの曲を歌うようになったら、その良さが実感できて、次に花見桜

          花見桜こうき 「テキーラモーレ」でも1位を獲って、演歌・歌謡曲の分野に於ける存在を確固たるものに

          謝鳴(シャメイ) 新曲「Tokyoに傷ついて」(作詞作曲:荒木とよひさ、編曲:矢田部 正)のヒットと、日中の架け橋になることを目標に!

          私は夢を信じて歌っていきます「Tokyoに傷ついて」には深いメッセージもあるから感動しました ――新曲の「Tokyoに傷ついて」は荒木とよひささんが作詞だけでなく作曲もされています。5月に都内で開かれた謝鳴さんのディナーショーにもゲスト出演されていて、荒木さんが謝鳴さんを熱心に応援されているのを感じました。 謝鳴 本当にありがたいです。先生とは2015年に発売した「白い夜明け」を作詞していただいた時からのご縁です。今回ようやくコロナ禍が収まりそうになったので新曲を出したいと

          謝鳴(シャメイ) 新曲「Tokyoに傷ついて」(作詞作曲:荒木とよひさ、編曲:矢田部 正)のヒットと、日中の架け橋になることを目標に!

          梅谷心愛(うめたにこころ) 7月5日、「磐越西線ひとり」(作詞:石原信一/作曲:弦 哲也、編曲:猪股義周)で待望のデビュー!!

          美空ひばりさんのようにジャンルを限定せずに歌える歌手になりたい音源が届いた時は心臓が止まるかと思いました ――新曲の発売情報の中に梅谷さんの名前を見つけて見覚えがあるなと思っていたら、2019年に観た市川由紀乃さんの新歌舞伎座公演に出演されていたことがわかって「あのコだったか! こんなに大きくなったんだ」と驚きました。 梅谷 大きくなってしまいました(笑)。 ――歌が好きになったきっかけは、ひいおばあちゃん? 梅谷 そうです。美空ひばりさんをはじめとした昭和歌謡が大好きな人

          梅谷心愛(うめたにこころ) 7月5日、「磐越西線ひとり」(作詞:石原信一/作曲:弦 哲也、編曲:猪股義周)で待望のデビュー!!

          青戸 健 「男の勲章」は最後のシングルかも知れない

          これからの人生、できるだけ純粋に、少しわがままなくらいに、自分が歌の好きな気持ちを出して歌っていきたい「自分を褒めてあげましょう」 ――最新シングルの「男の勲章」はいわゆる等身大の歌。どのように制作されたんでしょう? 青戸 作詞してくださった原 文彦先生が地元の愛媛から上京された時に、2時間ほどでしたかね、自分のこれまでや現状、その時思っていたことなんかを聞いていただいて、そこから作っていただきました。 ――それがちょうど新型コロナ感染症が流行り始めた頃? 青戸 そうです。

          青戸 健 「男の勲章」は最後のシングルかも知れない

          木下結子、新曲「百滝桜」と作詞家・高畠じゅん子を語る

          少しずつでも花を増やして、よりたくさんの人に楽しんでいただけるような桜になっていきたい「百滝桜」は知る人ぞ知る存在 ――9月21日に新曲「百滝桜(ももたきざくら)」が発売されました。この桜の木は大阪の和泉市に実在するものですが関西では有名な存在なのでしょうか? 木下 いえ、私も知りませんでした(笑)。地元の方もあまりご存知ではないと思います。個人宅の庭に植えられている木で、知る人ぞ知る存在なんです。 ――そういう桜の木を、この歌を作詞された高畠じゅん子先生はどうやってご存じ

          木下結子、新曲「百滝桜」と作詞家・高畠じゅん子を語る