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【NO.0140】 医療用大麻解禁

 今回の医療用の大麻の解禁については、情けなくて悲しくなってくる日本の現状が如実に表れたものだと思う。
 昨年、ブログの方で、大麻について言及しています。


日本人のための大麻の教科書

 「これって、ヤバくない!?」 
 そんな声が聞こえてきそうな『大麻の教科書』。
 多くの人は、「違法薬物としての大麻の育成方法なんかか書かれているのでは?」と思ってしまうかもしれません。
 まあ、それはないと思いますが。
 大麻というのは、日本人に欠かせない重要な農作物であったということが、この著には書かれています。
 「麻」、「アサ」と読みますね。「アサ」と聞けば、いろいろ思い出すことができると思います。苗字に「麻」という字が使われる日本人に方もたくさんいます。
 また、歴史的に見ても、私たち日本人との関わりは、稲作よりも古く、1万年以上前、縄文時代から、農作物として栽培をしていたと考えられているということです。
 衣料、食料、信仰、漢方薬、文化、そして、デザインとして、日本人の中に、麻は大きな存在として重宝されてきています。
 デザインと言えば、最近、皆さんご存知の「鬼滅の刃」で主人公炭治郎の妹の禰豆子の着物が、麻をデザインした「麻の葉模様」が使われていることをご存知の方も多いでしょう。

 しかし、今、この大麻と言えば、危険なドラッグとしての認識しかない日本人の方がほとんどだと思います。いわゆる「マリファナ」としての認識しかありません。
 なぜこうした状態になってしまったのでしょうか?
 ここには、いわゆるアメリカGHQ主導の「日本弱体化計画(W.G.I.P)」が関連しています。もちろん知っている方も多いと思いますが、GHQを動かしていたのは、マッカーサーではなく、アメリカを中心とした国際金融資本家と言われる人々です。

 大東亜戦争当時日本で栽培されている麻類のほとんどが軍事用でありました。さらに、アメリカでは、薬の成分としての大麻に注目したことも関連するのでしょう。GHQは、日本に対して、特に薬物に特化して、ヘロイン、コカイン、アヘン、マリファナ(大麻)の製造の禁止を命令します。大麻の多くは、薬としての成分は含まれないものが多かったのですが、一括りにされ、大麻=マリファナ=違法という図式が日本人に定着するようになり、「大麻取締法」によって、完全に、大麻は違法薬物以外の何物でもないかの如く、日本ではその存在を表では人々の口からも発せられることは無くなってしまいました。
 さらに、国連が1961年に「麻薬に関する単一条約」で大麻が麻薬に指定され、大麻の農作物としての扱いは完全否定されてしまいます。

 しかし、アメリカから日本に圧力がかかったということは、日本発の製品が優れているため、アメリカの物が世界的に評価されないということがその根底にあります。この大麻もそうだったのでしょう。おそらく薬としての大麻に含まれる優れた成分に気付いていたアメリカは、この大麻を独占しようと考え、その大麻をありとあらゆるものに古来より製造し、その技術も高く、すでに薬としても利用されている日本から大麻を奪おうとしたのでしょう。そして、その思惑は成功し、日本人は、大麻は「ダメ。ゼッタイ。」なものと認識してしまうよう、いわゆる「洗脳」されてしまい、日本での大麻製造は風前の灯となってしまっています。
 今、日本では、「ゼッタイダメ」なものが、世界特に欧米では大麻に含まれる「カンナビノイド(化学物質の総称)」が近年注目されるようになり、最近では、ゴールドラッシュならぬ「グリーンラッシュ」ということばが注目されているとのことです。

 グリーンラッシュとは・・・
 『北米やヨーロッパを中心とした大麻合法化によって加速する大麻ビジネスのことを指します。 2020年の世界市場レポートでは、CBD市場は2020年に28億米ドル、2028年までの年間成長率は21.2%と評価されています。 日本もこのグリーンラッシュの波に乗ろうとしています。』
・・・ということなんですね。
これが欧米なんですね・・・。
 これって、日本から搾取する典型ではないでしょうか。日本の伝統や技術、これって、世界でおそらく一番優れている物が非常に多かったものを、欧米特にアメリが力で分捕っていく。今ここに中共が参戦し、欧米中のグローバリズムが日本の優れたものを吸い上げていく、日本は指をくわえたまま、取られるがままにして、抵抗しようともしない。日本は、今、欧米中(国連?)の殖民地となり果ててしまっているかのようで、もともとなかった(あると勘違いしていた)主権が、本当にないんだということが、いよいよ、多くの国民に知れるようになってきたのではないでしょうか。
 しかし・・・ これが欧米なんですね・・・。

 このような内容でブログに載せました。


 そして、ついに、医療用大麻が解禁に。
 おそらく、薬の特許もすでにとっているアメリカの大麻の薬用の成分を使った薬品が、日本を席巻することになるでしょう。

 かつて、核弾頭やスタップ細胞などその技術などが盗まれ、株式外社アメリカの利益の追求に貢献する事になってしまいました。
 今回もグリーンラッシュに沸くアメリカに多大な利益をもたらすことになるかと思います。
 しかし、大麻が麻薬取締法により使用禁止となったことは、日本の伝統を断ち切ったということが大きい。米よりも古くから日本人と共に活きてきた大麻草が、日本弱体化へと導く一旦なってしまいました。日本の外交交渉力の弱さが典型的に表れた結末となったと言えると思います。

 ただ、怖いのは、こうした流れが麻薬関連ね合法化につながらないか、あるいは、非合法的な形で、日本に入ってこないかということなのだが、すでにその影響下に、日本もあるのかもしれない。
 すでにアメリカは、こうした麻薬に多くの国民的が侵されている。
 次の2本の動画を見ていただきたい。

 アメリカは,もともと麻薬の大量消費国だった。CIAやブッシュ家が関与していた。これは今も。
 しかし、生産地の一つアフガニスタンがアメリカが撤退した後、生産が激減、そして、コロナ禍によるロックダウンなどにより、人々の精神的な不安定が増大し、薬物依存か増えた。その結果、既存麻薬では足りなくなり、そこを付け狙う形で,中国の合成麻薬が入ってきた。
 合成麻薬、特に中国が生産しているフェンタニルという薬物は、その毒性が強いという。
 中国は、対アメリカ戦略として、麻薬によるアメリカ弱体化を画策しているのだろう。したたかぬに、焦らず、敵対国アメリカが崩壊していくように仕向け、武力を用いることなく、覇権の転覆を狙う。その一つの手段として、薬物を利用している。
 同じく、アメリカナショナリズムをぶち壊したい、CIAやブッシュ家、所謂ディープステートが加担している。

 日本は、今回、医療用大麻が解禁となった。医療用が海外からドット入ってくることになるのだが、合成麻薬と薬を明確に分け、合成麻薬の流入を阻止できるのか?
 新型コロナワクチンが、人体に悪意影響があるとわかっていても、アメリカ様から言われれば受け入れ続けている現実がある日本。
 医療用とは名ばかりの合成麻薬が入ってこないとは言い切れない。

 今の日本政府には、信用も何もないから。

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