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【NO.0120】 メディアの役割=テレスクリーン?

 デストピア小説「1984年」、近未来の、ソ連型全体主義監視社会を書いた小説で、この中に「テレスクリーン」という監視のための、今のラジオかテレビのような感じのものが登場するのですが、現在、ほとんどの家庭にあるテレビの役割というのが、この「テレスクリーン」のようなものになるのではないかと、普通に想像できます。
 デジタル化し、いずれは全てネットで繋がるテレビ、その流れる番組が、監視や洗脳の道具となるのは簡単に予想できます。

 本来のメディアの役割は、統治者の意向を被支配者に意識づけるプロパガンダの役割なのです。
 今、何気なく見ている番組ですが、全ての番組に国民の意識を同じ方向に向ける意味を含んでいると考えられます。
 今、日本のテレビでは、報道とは名ばかりのワイドショー、お笑い系、スポーツあたりの番組が多いと思いませんか?
 こうした番組は、国民の意識を操作するプロパガンダに適しているのでしょう。

 お笑い系やスポーツ系は、国民の意識を低くする役割があるとされています。そして、一番プロパガンダに適しているのが、報道やワイドショーなのですね。

 もう多くの皆さんは、新型の感染症や、ロシア・ウクライナ。政治でいえば、古くは小泉劇場や、橋下維新旋風、安倍ガーやトランプ極悪人説など、どの局を見ても、同じ内容のものが、延々と流されていたことを記憶していると思います。その結果、どうなったでしょう?
 新型感染症=恐怖、プーチン=悪魔と意識づけられ、政治では、大きなうねりとなって、小泉圧勝、維新躍進、トランプの勝利と敗北という動きが起きましたね。

 また、こうした一斉に各局か、同じ内容のものを流す裏には、国民に知られなくないことを覆い隠すためもあるのです。
 よく、芸能関係のスキャンダル的な報道が、突然と流れ出すことがあります。スピンと言われる手法ですね。

 直近では、ジャニーズ関連の報道ばかりですね。しかし、その裏では、どんなことが起こっているのでしょうか?

 国による感染症の一括管理を行うもの。緊急事態条項にも似て、国によろ強硬な対応ができるものがスタートしたり、新たな感染、そして特に、ジャニーズ会見と同日に行われた「ワクチン問題研究会」の設立会見などが、ジャニーズ報道の裏でありました。
 これらに関しては、国はあまり国民には知られたくないもので、実際のパンデミックの時に、国民の恐怖心が復活したそのどさくさに紛れで、強硬にワクチン義務化にでも結びつけようと考えているのかも知れません。

 また、お笑い系でしょうかワイドショーでしょうか。ちらちらと、ハワイ・オアフ島での紹介を兼ねた番組をみかけます。
 同じハワイのマウイ島、ラハイナの疑惑の焼失があったばかりですよね。多くの死者、行方不明者、特に子供がかなり居なくなっているとも言われている。このような状況の中での、このようなロケ番組。ハワイは安全と言いたいのか、ラハイナ焼失を記憶から無くしてしまいたいのか。いずれにしても、違和感を拭い去ることはできません。

 今後、テレビをみるときには、いろいろと注意してみないといけませんね。
 もしかしたら、反政府の番組があったとして、その番組を視聴している人が、リストアップされてしまう。ということも今の日本政府ならやりかねません。
 今後、このまま、息苦しい生活が続き、そんな生活に慣れたなと思った時には、中国ウイグルのような、超監視社会になってしまっていたなんて事のないように、メディアの情報は、鵜呑みにすることなく、一度、疑ってみるということを習慣づけることを、心がけてはいかがでしょうか。


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