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みえないものを、みる為に

始めた時は0だったものが、気づけば8500を超えました。僕のnoteのフォロワー数です。

1月29日からおそらく公式の初期登録時のおすすめメンバーに入ったようで、デフォルトアイコンの方からのフォローが急増しました。

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その結果、2月の29日間で先月比190%増という異常な伸び方をしました。4000ちょいから一気に倍です。

でもまぁ、スキの数もそんなに変動なく、ビュー数はだいたい12-13万/月でたいして変わらない。

なので、跳ねる前の4000ちょいから少し伸びて4100前後がいまの実力な気はします。8500はだいぶ下駄をはかされた感じです。

増えてみて思うのですが、noteのフォロワー数が多くても、書くコンテンツの質とはイコールではないし、反響がとれる人かどうかもイコールじゃないです。

あわせてほかのSNSの数字周りを見てみたり、実際の活動や仕事実績を見ればおおよその感じは掴めるでしょう。


以上、ここまでは数字の話。

数字は一個だけ見てもダメで、関係する数字が他にどうなっているのかも一緒に見ないと大事なものを見落とします。

売上だけ見ていても利益率が低かったり原価割れしていたら意味がないように、フォロワー数だけ見てもあんまり意味はないですね。


数字にみえないもの

フォロワー0だとしてもおもしろかったり感動するコンテンツを作れる人は確実にいます。それも、たくさん埋もれている。

そしてそういう人ってあんまり人にどう思われるかは気にしていなかったりするのですが、ひとたび見つかればガツンと伸びたりする。

数値化できないものや、まだ数値に反映されていないものは確実にあって、そういうものを掬い取るのが感性なんだと思うんです。


みえないものを、みる

ある絵画の技術書で「みえないものを、みる」という一節があります。

説明するのはヤボなんですけど、人体デッサンをする場合に、表面をなぞるだけでは完成度は低いんですね。

人間は骨格があり、血管があり、筋肉や臓器があり、皮膚には毛穴があったり体毛がはえていたりシワができたりする。

皮膚の表面だけを描いていては本質は描けず、その奥にある骨格や筋肉の流れを理解して観察しなければ描けない。

ことばも、人も、同じです。

表面にみえているものは、ほんのわずかな断片。

みえないものがたくさんあるから、いかにそこをみるのかが大事です。


しかし、見えるって強いんです。

視覚化できる情報はどうしても認知の上で有利なので、数字や実物や図で見える化されちゃうと認知させられてしまう。

ことばもそうです。言語化されたものの表面だけをなぞって自分のフレームに嵌め込んでしまうと見誤ります。

noteではことばを使う人が主流派なのだけれど、ことばを使う人こそ、ことばに現れていないものを読み取る力を鍛えるといいんじゃないかな?と感じています。

表面をなぞるだけの流し読みではなく、きちんと文脈や綴られていない背景へ想像をめぐらせながら読んでみる。

それが、読み解く力=読解力なんじゃないでしょうか。


具体的には写経しながら分析するのが効くのでは?と思ってます。

やり方は前に定額マガジン読者さん向けに書いたので、そちらをどうぞ。

やり方は無料の範囲に載せてあるので、それでぜひ試してみてください。

お気に入りの作家さんなり、バズってる気になるあのnoteなりを自分なりに読み解いてみてください。

その積み重ねは、きっと自分の文章を書く筋力になるはずですよ。

写経って理にかなってる修行法です。
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