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【フリ虎】お金も実績も人脈もない人が、最初に用意するのは何がいいのか?

最近質問コーナーを設けたら、10個くらい一気に質問を頂いたんですね。で、興味深かったので仕分けてみました。

【 質問の比率 】
(1)フリーランスになりたい系 6割
(2)フリーランスの実務系 2割
(3)その他の話 2割※

※ワインとかデザインの方向性の話など

やっぱり僕のフォロワーさんは属性的にもノンデザイナーだけどデザイナーを目指している人とか、駆け出しのフリーランスやフリーランスになりたい若手の方が多そうな印象。

その中でも特に「フリーランスになって食っていくにはどうすれば?」という種類の質問が多かったです。

今日はそこらへんの話をしましょうか。

(このnoteは月額有料マガジン「フリーランスデザイナーの虎の巻」用の有料noteです。単品でも買えますが、月額購読だと同じ金額で月4本以上の有料noteが読めたり、いいことが色々あります。)


食っていける状態を考えよう

まず、基本中の基本です。あながた1人で食べて行くには、年間どれくらいの生活維持コストがかかっているでしょうか?

これを正確に把握できているなら、それよりも稼げる仕組みを作ればいいだけです。でも、もしもこのコストを把握できていないなら、まずはそこを把握しないと話になりません。

これは生命維持の為の固定費のようなもので、最低限これは稼がないとマズいぞ・・・というラインを知っておかないと、とにかく稼ぐ!という闇雲な方向になってしまいます。

なので、まずは以下を書き出して把握しましょう。

【生きる為のコストを試算しておこう】
01.食費
02.家賃
03.光熱費(ガス、水道、電気)
04.通信費(携帯、ネット)
05.税金(住民税、国保etc)
06.保険料(民間保険など)
07.諸会費(Amazonプライムなど)
08.書籍代(だいたい月にいくら位の本を買うか)
09.交通費(定期派じゃないなら概算で)
10.被服費(クリーニング代なども含む)
11.消耗品費(洗剤やティッシュとか色々)
12.交際費(飲み会などなど)
13.祝儀など(年に数回かもだけどメモろう)
14.設備費(PCや家電なんかのでかい買い物)
15.趣味(人それぞれだけどココも大事)

たぶん、上記でも漏れがあるくらいに費目って雑多だと思います。

うちの場合はこれにさらにこどもの養育費とか、車持ちなので車の維持費(駐車場代、車検代、自動車税、メンテ代など)があったりもします。

・・・生きるって、大変!!!

と、まぁ色々書いておいてアレですが、早い話はここのコストを超えるだけ稼げる状態を維持する事がフリーランスで食っていけるという事です。

書き出したら数字が出るので、あとはそこから自分の1案件あたりの平均相場を出して割れば、年間いくつ仕事をするのがボーダーラインなのかが出ます。

だいたいその数を5割増ししたくらいの仕事を1年間で受注できれば食っていけますね。

でも実際は税金が所得連動で増えるっていう点と、何かのアクシデントで病気や事故で働けなくなるとか、冠婚葬祭がブチ込まれてご祝儀貧乏になるとか、落とし穴がたくさんあるのでいざという時のための貯金は必須です。

なので、フリーランスになるなら間違いないのは人脈開拓と貯金だと言ったんです。


でも、貯金もそんなにないし人脈もない..... 貯金したくても今の職場じゃ月に1万円余ればいい方だし、このままだと100万円貯めるのにも10年かかる.....

そういう人は、どうすればいいのか?

もっといい待遇のところに転職しましょう。

いや、本音なんだけど、これができる人はもうさっさと転職してますよね。

貯金の為の転職も踏ん切りがつかない、でもフリーランスにはなってみたい、おまけにリスクは取りたくない。。。

そんなワガママなあなたには「甘ぇこと言ってんじゃねぇ!!!」と、鉄拳制裁を食らわせたいところですが、リターンを得る為に賭けるコストや資源は何もお金や人脈や経験・実績だけじゃないんですよ。

前段が長くなりましたが、そんな手札も少なく切り札もないあなたに、食っていく為にもっとも使えるモノを教えておきます。


はい!ここからは有料です。
今回は心得的な話ですが、迷っている人にはヒントになると思います。

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