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アウトプットの量と質、努力や忍耐ってダメなことなの?

何がいいのかは人それぞれだと思うのだけれど、やっぱりこれは言っておいたほうがいい気がするので書いておきます。

ゆるふわ起業とか、楽な社会にとか、楽しく働いて自己実現バンザイ!とか、そう言うと楽をしたい人=疲れている人がワラワラ集まってきて賛同されるんですよね。みんな楽して成功したいから。

でも、そう言うのって発言するだけの人はたくさんいるわりに、実行して変革しようとする人って一握りなんですね。問題提起と賛同して集まって満足して終わり。

これは気持ちいいしリスクないので癖になりがちで、そうなるといいこと言うbotみたいになりがちです。

実際にゆるふわ起業とか言われている人でも、起業した本人が本当にゆるふわだった事なんて一度もないんですよ。ゆるふわなのは見た目と口調だけで、中身は鋼鉄って感じ。

みんなが楽な社会を作る!って言っている本人は、だいたいゴリゴリに仕事と変革を推し進める世紀末系の武闘派ゴリマッチョばかりです。誰よりも働いて、誰よりも考えて、行動と試行錯誤をめちゃくちゃ早回ししています。

これって夏休み終わりに「宿題やった?」「まだ全然やってないよー(実は既に超やってて終わっている)」と一緒で、裏でめちゃくちゃやってるんですよ。じゃなきゃ差別化なんてできないです。


僕のこの価値観が、いわゆる旧世代=努力至上主義、競争と淘汰による社会で生き残れた側の発言だと言われるなら、それは事実なので否定できません。

楽してみんなが幸せに働けるっていうのは、まぁそれの方が苦労するよりいいに決まっているんですが、実現する為には楽していても新しいシステム作れないのも事実で。


理想や使命感があって変革をしようとする本人は、誰よりも働いていたり、がんばっていたりするんです。それをがんばれない人に押し付けるのは良くないけれど、何かを変えたいなら腹をくくる事も必要だと思っています。

楽できる社会を作る為に苦労してがんばるっていうのは、矛盾を抱えながら成長してきた人間の歴史そのものだから。

僕らの今の生活や文明はそういうご先祖様の努力の繰り返しだったワケですから、努力や忍耐そのものを悪としてしまうのって結構危険な価値観なんじゃないの?とも最近感じています。

ここら辺はベーシックインカムどうするの?って話とかとも繋がりますが、長くなるのでそれは別の機会に。


能力や実力とは何なのかを分解しよう

ここで、ちょっと根本的なところに戻って、個人に帰属する能力が何なのか?を分解しておきましょう。

そもそもの能力には顕在能力=いま見える実績と、潜在能力=秘めた実力の2種類がありそうです。

で、能力=実績や実力とした場合に、それがどうやって作られるかを考えてみると、前にも話したインプットとアウトプットの掛け算なんじゃないかと思います。

能力 = インプット ×  アウトプット

ではインプットとアウトプットとはどうなのかをさらに分解しましょう。

インプット & アウトプット = 量 ×   質

量 = 受信 or 発信する情報量、実践する練習量

質 = 受信 or 発信する情報の質、実践した仕事や練習の質

となると、量を上げつつ質を上げれば効率よく成長できると言えそうです。圧倒的な人物になることを紐解くと、質をあげながら数を打つって事になります。

これってつまりは「質とは何かを考える」+「量をこなす練習=トレーニングメニュー」を定義して、あとは反復と検証を繰り返せば効率よく成長できるって事です。

ここら辺、たぶん陸上のトレーニングとか感覚が近そうです。神屋さんに聞いてみようかな。


まぁ、結局は近道なんてないし、限界値のちょい手前くらいの高い負荷をかけながら適度に休みつつ、ハードワークで経験積むのが1番の近道っていうのは間違いないと思います。

こんな話をしているとがんばれない人、がんばれなかった人からは傷ついた!がんばれない人は死ねってことなのか!?とか言われちゃいそうなのですが、シビアな世の中の現実をお伝えしておくのも大人のつとめな気がするので書きました。

端的に言うと「みんながんばれ」って話になるわけですが、もしも何か楽して成果が出る方法があればこっそり教えてください。

それでは、今日も明日に楽したいからがんばります。


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