丁・卯・四緑木星 月全体の運勢のポイント
衣食足りて礼節を知る
仮吉方が始まり、なかなか生活リズムが整わないでいる。電車通勤、自炊、どれもはじめて、もしくは久しぶりの体験ばかりで、毎日「生きる」ということだけで精一杯だ。
こうした生活を送っていると、「人間らしさ」の活動というのは、生活の中にあって最も優先度が低いのだなということをしみじみと感じさせられる。家に帰宅して、ご飯を炊いて、食事を終えると、すでに時計の針は二十二時を回っていることがほとんど。風呂に入り、寝る準備を済ませれば、もう0時まで時間が無い。翌日も六時には起きねばならないと思うと、本を読む暇もない。もちろん、月刊気学を書く暇もない(言い
訳)。
診療時間中、時間を見つけては執筆を進めようと思うけれど、容赦なく予約や細事が差し込まれていく。事務所に避難しようとも考えるけれど、ついつい何かを口にしてしまいそうだから、できるだけ近寄らないようにしたい。
もう少し慣れれば、余裕が出てくるもんなんだろうか。一休さんは「世の中は 起きて箱して 寝て食って 後は死ぬるを 待つばかりなり」と詠んだけれど、本当にそうなのだと思う。この歌は色々な解釈ができる歌なのだけれど、僕はこれを一休さんの痛烈な「お前は生きているのか?息しているだけなのか?」という問いであると考えている。最近の僕は、ただただ息をしているだけである。何も人間として生きられていないのである。
やはり人間は学ばねばならない。学ばなければ、真の意味で「生きている」とは言えないのだと思う。
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