七赤金星 二〇二四年三月五日~二〇二四年四月三日の運勢
北東に廻座する
今月の七赤金星は八白土星の本籍地:北東に廻座する。今年は「変革」の一年。その中で、月盤上、「変化」を意味する北東に廻座する今月は、実質的に大いなる変革が七赤金星にもたらされ始めるひと月と言って良さそうだ。
七赤金星は元来、静かな星である。「沢」を意味するこの星は、静かに水を湛える様が美しい。だから、あまり激しい動きを好まない。だけど、宇宙はこの星に「変われ」と命じる。
とりわけ、今年の変革は「もっと高みへ!」と七赤金星を急き立てるのだけれど、この「高み」というのを七赤金星は苦手とする。情熱的というのも、あまり理解できない。ど
こまでも冷静であって、自分は一爻不足を担当するから「最高」なんてありえないとも思っている。「私はそこそこで、楽しく生きていけたら良い」と一見、謙虚に見えて、実は努力の値引きをしている。そんな七赤金星は多い。
こうした「努力の値引き」を天は認めない。この星の持つ潜在能力はかなりのものであって、それゆえに天は最高を目指すことを命じているわけだ。こうした天の意志に、我々は逆らえない。いつも言う通り「天は全てを規定する」わけであって、今年の七赤金星はどれだけ抗おうとも、自分の限界への挑戦を余儀なくされる。
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