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知りたい学びたい欲求

小学校6年間。中学校3年間。高校3年間。大学4年間。他にも身につけたいスキルを1年間ほど色々と学んでいます。

小学校~高校までは本当に勉強が嫌いで授業が苦痛で仕方なかったです。理由は基礎が定着していないから。

小学校の頃の勉強の土台が出来上がっていないから中学生になり「よし!勉強頑張ろう!」と思っても理解が追い付かない。そのまま進学しても基礎学力が無いから知識の習得が不安定でした。

それを私は自分が怠け者だから、頭が悪いから、あの人たちとは違うから、と真剣に向き合わず内面を見ようとも理解しようともしていませんでした。

やってもできなから、やらない

それを繰り返した結果、初めてニューヨークに旅行に行った際に入学した語学学校のクラスメイトのスペイン人との出会いで自分と向き合わざる負えなくなりました。

私のクラスは英語がほぼしゃべれない15人ほどのクラス。日本人は私ともう一人だけ(知らない人)。国際色豊かなクラスでしたが共通言語の英語がしゃべれないからコミュニケーションする時は辞書やジェスチャー、イラストを描かないと通じない。

それはそれで楽しかったのですが、1歳年下のスペイン人の男の子が私に興味を持ってくれて、クラスメイトのスペイン人の女の子と3~4人で話すきっかけを作ってくれました。

その男の子は私よりも英語がしゃべれないため、通訳にスペイン人の女の子が入ります。私も英語がしゃべれないから全神経を集中し3~4人で話す時間は、内容はくだらないのですが、とっても楽しかったです。

ある日いつものように、つたない英語で話していると彼は英語で「僕は日本の事を知っているよ!東京、大阪!それにアメリカと戦争をしたよね。アメリカとの戦争の過去を日本人はどう思ってるの?君はアメリカの事をどう思ってるの?なぜニューヨークに来たの?」

この質問に私は即答できませんでした。

英語がしゃべれない以前に第二次世界大戦に対して、アメリカに対して自分の意見を持っていなかったからです。

勉強が苦手、歴史が嫌い、そんなことは言い訳になりません。私は自分の無知さをニューヨークの語学学校で痛感しました。

自分の言葉で意見を言いたい。もっと歴史を学びたい。

これが、私の中に生まれた感情です。スイッチが入ったように「このままじゃだめだ」という恐怖に近い焦りを感じました。

帰国後、中学レベルの勉強からやり直した私にとって、知らない事よりも知ったふりをしている、自分の意見を持っていない人の方が恥ずかしいと思うようになりました。

そんな私は1年に1回は知らない事をお金を払って学んでいます。仕事に直結する事から、ただ興味があるだけの事もあります。

去年はマーケティングを学びました。今年もマーケティングの実践や広告運用も気になりますが、日本の伝統文化にも興味があるので、気になる事を一つづつ学んでいこうと思います。

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