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Jリーガーを3人育てた高木豊流の子育て術「子どもの個性を伸ばすのは親次第」

「FOOT×BRAIN」振り返りシリーズ第2弾。今回は元プロ野球選手&Jリーガー3兄弟の父である高木豊氏を迎え、3兄弟全てをJリーガーに育てた子育て法に着目した回でした。

子育て世代、また、スポーツを現役でやっている学生に届くといいな~

最初に、高木さんこの人すごい!!とても考え方が柔軟だなー!!    
60歳にして考え方が最先端!狙うのが上手いのは次の塁だけじゃないですね。

タイトル!バン!!

「子どもの個性を伸ばすのは親次第」

これは高木流子育て術の中の1つで、サッカーの練習に時間を割き始めたある日、
「(ユースの練習があるから)宿題できません」と伝えてこいと言ったそうです。
(練習のため放課後に他の生徒には当たり前にある時間が確保できないから)

学校教育は、システム的にもカリキュラム的にも、「みな同じ」「平均的な人に育てる」を重視しがちです。        
その本質を見極めて、自分の意志を主張することや自分で選択することの重要性を理解させた。

その結果、平均的な子供ではなく、宿題はやってこないかもしれないけどプロサッカー選手になった。(宿題をやるやらないじゃなくて、自分はこうしていくという意思決定をする能力をもった子供になった)

さすがすぎる。

学校教育の根幹を見極めているからこそ伝えられることだし、息子たちはプロになる前提で接し、日頃から内側に圧倒的な「イエス」を作り上げた。
圧倒的なイエスとは、その目標のために必要ないものにノーという意思の強さのこと。

宿題は一つの例ですが、こうした何かを主張する生徒や、自分で判断する生徒はどのくらいいるのでしょうか。周りがやっているからやるのではなく、自分の意思決定後にその行動をする。その手順があることが重要です。

あくまで、現在の学校は平均を育て、みんなと同じことをするが正しく、その輪に入れないものは異質な存在として認識される。それが不思議だなーとか違和感さえ感じない。そうした閉塞的な面も学校は持っている。これを閉塞的に感じる人も少数なのかな、、、

自分は子育てにおいて重要なのは、学校教育ではなく圧倒的に家庭教育であると確信しています。学校がすべての子供、一人一人の個性を伸ばすようにすることは難しい。個性や人間性の根幹は家庭にあることを忘れてはいけない。今の学校は何でもしてくれると思っている人が多すぎる。午後6時以降の電話は出ない学校を、それは無責任と批判している芸能人の方もいましたが、教育と地域と家庭の3つの視点から考えれば責任の所在は学校ではないはずです。

話を元に戻すと、、、

高木流子育てでは、  

プロになるという圧倒的な「イエス」を持ち続けること。
やるかやらないかの意思決定を自分ですること。

を大切にしているのではないかと思います。

学校の仕組みでは育みにくい分野に目を向けた結果、Jリーガーになったのであって、プロ野球選手が遺伝したとかいう話ではありません。3人がプロになるということは、たまたまとか確立的な話ではなく、根拠や裏付けがある再現性のある話とも言えますし。

正直、高木さんはよく里崎チャンネルに出てるな~とかのイメージしかありませんでしたが、遅ればせながらファンになりました。

今日も勉強になった~!高木さんの話と学校教育は結びつくことが多い!!


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