建設業の若者離れや人手不足の問題は、仕事内容がキツい点だけなのでしょうか

「発信しないのは存在しないのと同じ」とのお話を受けて、様々な媒体でちまちま発信していこうと思う次第です。

建設業の若者離れや人手不足の問題は、仕事内容の効率化もさることながらそれだけではない気がします。


日頃から建設業界のHPを見ていますが、あまり魅力的なページに出会うことはありません。それは内容的なというよりも見せ方の部分で魅力を感じません。

どこか古いような、今風ではない、なんとも言えない感じです。

広報やブランディングという視点で作り込む必要があるなと思います。特に、今の学生は環境問題への関心が高かったりと少し前とは違う価値観を持っています。

そうした変化に合わせた発信をすることが、ブランディングではないかなと思います。

また人事や採用専任を置いている企業が著しく少ないという点も若者離れ・不足の課題ではないかと思います。

人を採用したい、のにそこに時間もお金も人もかけないのでは、言ってることとやってることが矛盾しています。


人が足りないのは仕事のキツさと離職率の問題だ。と私も思っていました。

しかし、就職後3年以内に3割が辞めるという問題は、建設業や他の産業でも大きな差はありません。

若者の不足や入職者不足が叫ばれているのは、採用人数が確保できないという前に、若者へ魅力的なリーチ出来ていないという問題が本質なのではないかと思います。


古い業界だ、遅れているというようなイメージが、より根付きやすいのではないかと感じました。

調べればなんでも出てくる時代に、企業のカラー、実際の仕事内容が出てこないというのはかなり痛手な気がします。

求人サイトなどの整備された情報だけを拾う時代は終わりつつありますし、一つ一つの企業がどのような価値観を持っているのかが重要視されています。

ここの変化に対応することが、業界を通じて取り組む課題かな、と思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。 「将来は起業したい」 この想いで、新卒でベンチャーという環境を選びました。 想像していたよりも遥かに苦しい毎日ですが、この環境でしか得られない体験から、確実に成長していると感じます。死ぬ気で日々を送ります。