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「白菜」のこと。勝手に防災やさい認定!


白菜は災害発生時にとても役に立つ野菜だと思います。オガクロでは勝手に防災やさい認定をしました。その理由を書いておきます。

■手でちぎって生で食べられること。
被災地では調理ができる環境を整えるのが難しく、硬い根菜類などはなかなか調理することができません。

その点白菜は柔らかいので手でちぎって食べられます。巻いているので外菜を取れば中は洗わなくても大丈夫なので水がなくても食べられることも大切。

■白菜から出る水分でスープやお鍋ができること!
これは災害現場ではとても有効です。水がなくても鍋さえあれは焚き火で温かい食事が作れます。

炒める場合でもサッとすぐに火が通るし、生だったとしても食べられるので被災地でも使いやすい。

■離乳食、流動食になること。
乳幼児の離乳食や高齢者の流動食の確保は被災地では必ず問題になってきます。
白菜はゆっくりコトコト炊けばトロトロに柔らかくなるので離乳食や流動食として使うことができます。
水分がでるので直接お米を入れておじやなども作れますし、砂糖などなくても甘くて柔らかいので小さな子も喜ぶと思います。

■保存性が良いこと。
外菜を外してから、1番外側の葉っぱから剥がすように使って、最後に外葉で巻いて立てて置いておけばとても日持ちします。

■インフラなしの環境でどう食べるか
電気、ガス、水道などのインフラか寸断されてしまう被災地では、日常では当たり前にできていることができなくなってしまいます。その時に「食べる」ことに対してどうアプローチできるか考えておくことは大切です。

僕の場合は野宿をしながらバイクで旅をしていたことや、オーストラリアでの経験が役に立っています。

寒さが厳しい中、被災した人たちの辛さは想像を超えていると思います…。早い段階から支給される菓子パンやお弁当ももちろんありがたいのですが気力が湧いてくるのは温かい食事です!少しでも温かいものを食べて元気を出してほしいです。

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