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靈氣と介護と時代の理解(無料配信のご案内あり)

龍神靈氣読本は毎週1回更新します。
実は数週間ぶりの更新かも。

4月頭に家庭内感染でコロナになりました。
SNS見ていると罹患したことを言わない
方もまだまだ多くて、なんか罹患は避け
られない感じなのに(ワクチン打とうが
なる人はなる)悪いことみたいな扱いなのね、
とびっくりしまして。
わたしは薬物アレルギーがあるため、ワクチン
接種はしない派。
自分の命の責任は、最終自分持ちだから、
人からどう言われようが譲らずに来ました。
夫は病院で働いています、まあリスキー笑。
それでもここまで無事にきて、何の因果か
このタイミングで罹患。
コロナ後遺症と思われる咳の症状(痰が
異様に切れず苦しむ)がややあるため、
わたしは罹患歴をオープンにしています。
いやー、時代よね、ほんまに。
あとは、人々の意識。

実は陽性が判明する前日、あるイベントを
設定していました。
濃厚接触者になったため、無料配信に切り
変えたのですが、翌日感染判明。
視聴者さま含めご心配いただきました、
ありがとうございました。
怪我の功名で、無料配信は思いの外好評
でしたので、本日二回めを開催します。
せるへぷ、セルフヘルプ、自分のことは
自分でね、という願いを込めています。

実は罹患中、あるトラブルがありまして。
親の遠隔介護が二月頭に決まりかけて
いたのです。
ことの始まりは神奈川在住の両親の外来先
が大阪の病院だったこと。
うちは10数年前に医療過誤訴訟の経験が
あり、医療不信が強い家族です。
信頼できる病院も、なかなか神奈川では
見つからない。
なにより患者である両親の不安は根強い
ものがありました。
訴訟の際窓口をしたわたしも同じで、
ある意味医療にはゲンナリした節がある。
そこで当時大阪にいた親戚が専門病院を
見つけて来て連れて行き、以来大阪に
通っていたのです。
しかし月日が経ち、親戚の環境も親の
体調も変わりました。
親から相談を受けたわたしは地域連携を
使い神奈川の病院へ移管することを提案。
まずは事態を把握するため検査立会の約束
をした矢先、罹患し自宅隔離となったわけで。

結局両親は二人で外来に行き、検査。
後日結果を聞きにいく際ようやく同行が
叶い、こちらの意向を病院側に伝えました。
現在移管作業中ですが、まあ予測を超える
人の巻き込まれ方にびっくり。
遠隔地介護とは、マンパワーと関係者の
理解の上に成り立つことを思い知らされ
ました。

そもそも、両親との関係は、決してよいもの
ではなく。
一時は絶縁状態にして、京都移住を目指した
わたし。
我が子と何度も家族会議を繰り返し、「次の
親との再会は棺桶の中か、もしくは葬儀にも
出れんかもしれない。でもどうしても移住は
したい」と、突き進んできました。
昨年京男子と再婚しましたが、その際入籍は
せず事実婚の形を選択。
その理由の一つに籍を入れることで夫を配偶
者としての諸々に巻き込みたくなかった、と
いうのがあります。
これはわたしの側も同じ話で、義母にあたる
夫の母は一年半前から入院中です。
そこに対し配偶者としての権利も義務的な
ものも、わたしは一切発生していません。
俗に言う毒親問題がある方は、時期を選ん
で策を講じれば介護問題を最小限にできる
ことを知ってほしいです。
ただし、タイミングや見えない締め切りは
確実にありますから、そこは手抜かりなく。
反対にわたしのように「親のことなんか
知るか!」と、毒づいていた人間でも、
自らの意思で「最後の親孝行は安心して
逝かせること」と、考えを変えることも
あり得ます。
この辺りも、今夜の配信でお話したいとこ。

わたしの場合、絶縁中も遠隔地介護が決まって
からも、実はそんなに不安ではなく。
その理由に靈氣を得て家庭内療法ができる
から、というのが過分にあると思うのです。
靈氣における家庭内療法の中には「看取り」も
含まれます、靈氣が生まれた100年前の大正
時代は、たいがい年寄りが亡くなるのは自宅。
そのため「半生半死にしない」「安らかに
逝かせる」という術式を開祖である臼井甕男
氏は、編み出したのだろうと思うのです。
どうなるかわからないけど、そのときの状況が
どうであれ、望めば最後は安らかに親を送る
技術を得ている。
この自信が唯一わたしの拠り所でした、立場が
変わろうが根幹にあるそれは変わることがない。
だからこそ、ある意味悔いがない選択ができる。

人の生き死にをはじめとする命の問題は、人間
すべてをまる裸にします。
そこで嘘をついても意味がない。
「親が死んで安心するなんて」という人も
いますが、それも別に間違いじゃない。
産んだだけでは親にはなれません、産んだだけ
にしたのは親の側の責任であり、子が背負う
必要はない。
それらは死ぬ前に自身の責務として精算されて
然るべし。
こ始まりが「介護」なんじゃないか、わたしは
そう思うのです。

ご興味ある方はぜひ、今夜20時、お耳を
お貸しくださいませ。
※視聴には事前予約もしくは公式LINEへの
 登録が必要です。
 詳細はこちらをお読みください。

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これからの家族のかたち

日本に数えるほどしかいない故人の通訳。イタコでも口寄せでもなく三者面談風にお筆書きという自動書記を使い故人と遺された人をつなぎ明日を照らす活動をしています。サポートくださると嬉しいです。よろしくお願いいたします。