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マーケティングサイエンス&雑感

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拙書「Excelでできるデータドリブン・マーケティング」(デジタルとマス、マーケティング施策効果を定量化し、予算配分の試算まで行うマーケティングミックスモデリングをExcelで演… もっと読む
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2018年12月の記事一覧

「新規顧客獲得」に失敗する最大の理由は「人間」を見に行かないからだ

今回のnoteは、マーケティングの現場で新規顧客獲得が(当初思っていたよりも)上手くいかない理由と、その対処法である「人間を見に行く方法」について説明します。 今回の話も僕が勤めるデコムで実践済で、かつ色んなマーケターさん(元PG系が多い気も)が「それは当たり前の話でしょ?」という顔をされます。 なんだか、新規顧客の定義が変ではないか?「新規顧客の獲得」は多くの企業にとって重要なテーマです。マーケティング計画やプロモーション戦略でも、重視しているマーケターは多いはず。

西内 啓氏 推薦「Excelでできるデータドリブン・マーケティング」まえがきと第1章#全文公開

50万部を超える大ヒットとなった書籍「統計学が最強の学問である」 シリーズ著者の西内 啓氏 に推薦していただいた「Excelでできるデータドリブン・マーケティング」(拙書)のまえがきと第1章を全文公開します。 表紙の左上に「これからのマーケターはグラフの見た目より因果推論に注意すべきである」という西内 啓 氏のコメントがあります。 マーケターに必要な因果推論の知識とは何でしょうか?マーケティングの現場では、因果推論の基礎となる知識を知らないため、施策の効果をはき違えて

(データジャーナリストと今後呼びたい)松本健太郎さん

データサイエンティスト&マーケター&作家である松本健太郎さんと、弊社代表と先日、会合を持たせて頂き、データサイエンス「超」入門と、拙書のサイン交換の記念写真を撮って頂きました。 松本健太郎さんはAIやデータ分析にまつわる内容を中心に10冊の書籍を出されています。データサイエンスとデータエンジニアリングができて、かつインサイトの洞察にも強い方です。高い次元でこの両立ができる人は他にいないと思います。元々デジタルアドテクノロジー領域の企業で、データ分析のエヴァンジェリスト的な活

エージェンシー担当自らがタレントまたはアンバサダーになり、PRを支援するカタチ。

コンサルタントやプランナー、アカウントマネージャーなど、これまで横文字職種の仕事をメインにやってきました。広告マーケティング業界ではない方から見ると、ちょっと格好つけな職業に見えるかもしれませんが、実際は地味な裏方労働がほとんどです。クライアントの課題を聞き、情報収集や分析を行い資料をまとめ提案し、制作業務では手配確認を繰り返します。 そんな仕事なんですが、10年ほど前、自ら裏方に加え、タレントになったことがあります。過去所属していたエージェンシーで体を張ってバンジージャン

本の出し方

はじめまして。小川貴史と申します。イベント会社や広告会社やデジタルマーケティングコンサル会社を経て、今はPR会社のデジタルマーケティング事業を担当しています。マーケティング業界のトレンドを見ながら営業やプランニングを中心にマーケティングコミュニケーション施策の支援に関して一通りのことをやってきました。ビジネスに費やした時間の1/3はテレアポ営業や飲み会を盛り上げたり、新規営業に付帯する泥臭いことに費やして来たコテコテの営業マンです。飲み会でたまに見るけど、本業を知らない業界の