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手書きマンガ

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お灸との出会い

お灸は、正直、お年寄りのケアだとずっと思っていました。つまり、自分がやることもなかったです。

しかし、妊婦になってつわりが酷く8ヶ月まで続き、さらに逆子全然治らなかったこともあり、焦っていろいろ調べたところお灸がつわりや逆子に効くと聞いてやり始めました。

お灸教室など通って、自分でツボを見つけてホームケアできるように勉強したのがきっかけです。

私のお灸の使い方

もともと子供のころから胃弱だった私。何かにつけて疲れが出るとすぐ胃が痛くなります。胃が痛くなると背中まで痛くなり、年を取るにつれ全身鈍痛が抜けなくなりました。

病気ではないかと、大きい病院3つほどでMRIや超音波、レントゲン、胃カメラと精密検査をしたけれど原因が見つからず、原因不明。

30代まではそんなこともなかったですが、40代になってどんどん身体の痛みを感じとるようになってきました。

ある日、胃が弱る時に、お腹を直に手で触ると、とても冷たくなっていることに気がつきました。カイロをお腹に当てるとみるみる元気になって来たのです。不調の原因は

内臓の冷え

ということに気がつきました。胃が冷え、胃の周りの筋肉が固まり、胃の裏の背中の筋肉が引っ張られて背中も痛くなる。または、ボルダリングをすると背中の筋肉を使うので、背中が凝って固まり、胃の筋肉が引っ張られて痛くなる。

この原因に気が付いてから夏でも夏用の汗冷えしない腹巻をするようにして、そして胃のお灸も始めました。そうすると、血行がすごく良くなり、胃の周りの筋肉もほぐれて調子が良くなりました。

私が愛用しているお灸たち

現在、たくさんの種類のお灸が売られています。どんな種類が出ているかまとめてみました。

〇お灸の熱さ
〇煙が出るもの、出ないもの
〇アロマの香りがプラスされているもの
〇狭い範囲で使えるシールのお灸と広い範囲で使える棒灸
〇電気のお灸
〇火を使わず長時間使用できる温灸


私はすべて試したことがあり、用途や症状によって使い分けています。

〇お灸の熱さ

皮膚の薄いところや柔らかいところは熱さ弱めのお灸、足・手など皮膚の厚いところの痛みやほぐしには、熱めのお灸をしてケアしています。

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〇煙が出るもの、出ないもの

家ではコスパのいい煙の出るお灸をしていますが、出張先のホテルや実家などの場合は煙の出ないお灸を持っていきます。
また、燃えるスピードもゆっくりなので、じっくり温めたいときに使ったりもします。ゆっくり燃えるので煙の出るものより1段階熱い気がします。

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〇アロマの香りがプラスされているもの

基本的にアロマ系のお灸は熱くないものが多いです。リラックスしたい時など香りを楽しみたいときに使います。

〇狭い範囲で使えるシールのお灸と広い範囲で使える棒灸

上記のものは、シールのお灸ですが、広い範囲に使える棒灸というのもあります。補助具がついているので、肩や腰など広くて手の届かない場所でも一人でお灸することができます。
コリやハリがひどいときに使うと短時間でほぐれていきます。

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↑煙の出ないタイプの棒灸もあります。

〇電気のお灸

火が使えないところには電気のお灸を持っていきます。これがあれば、仕事の合間にや休憩中にあてることができます。私が持っているものは、もぐさタイプとにんにく入りタイプです。はじめはほんのりあったかくて気持ちいい感じですが、あて続けると、ピリッと熱くなるときがあります。

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〇火を使わず長時間使用できる温灸

もぐさ入りのカイロタイプやパッチのものがあります。4から5時間くらいつけっぱなして大丈夫なので、コリの痛みがとれないときに張り続けています。移動中など電気も火も使えないとき安心です。

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お灸はライターも大事

いろんなライターを試してみましたが、私が一番やりやすいと思ったのは、親指で押すタイプのチャッカマンです。

高齢者のお線香用と書いてありましたが、とても少ない力で楽に火をつけることができます。

自分のお気に入りのライターを続けてケアするのに探すのも大切です。つけにくいと嫌になります。

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ツボが移動していく⁉

ライターが付けやすいのがいいというのは、もう一つ理由があります。

シールタイプのお灸をしていると、ツボが移動していくのがわかります。

痛みの気になるところに1か所お灸し、そこがほぐれると、別の個所が気になりだして、そこの痛みにまたシール灸を貼って、と、どんどん気になる箇所が移動していくのです。

鍼灸の先生に聞きましたら、それはいいことだそうで、お灸をやり始めるとこの痛みのツボの移動が感じられるようになります。

そうすると、何回かライターで火をつける作業が出てきますので、やはり、疲れいで火が付けやすいほうがいいのです。

お灸はボルダリングに役立つのか?

お灸というと、私の胃弱のように体調不良なところに効く、というイメージですが、果たしてボルダリングのケアにどう役立つのか?

もちろん、腕のハリをやわらげたり、ケガした場所の痛みの緩和にも役に立ちます。

そして、一番役立つのは、健康面です。

ボルダリングのトレーニングをするのに、一番厄介なのが、


「今日はやる気があったのに、また胃が痛くて登れない」
「今日はせっかくのトレーニング日だったのに、偏頭痛が出て登れない」
「動けるのに花粉が多くて鼻水がひどく、今日はやる気がわかない」
「生理痛がひどくて、登りたいのに登れない」


そういう身体の不調がある日です。

登る気持ちがあるのに身体が休めといっていて登れない、が一番精神的にもよくありません。そういう日を少なくして健康のベースをあげ、胃痛や頭痛など、痛みが出にくい健康な身体を手にしないとトレーニングがまともにできないと思うのです。

何事もまずは健康です。

そんな日を少なくすして、ボルダリングのトレーニングを思いっきりできるようにする、という意味でも、お灸は役立つと私は思うのです。

まずは自分の気持ちよさ。正しいやり方は専門家に。

本当に正しいやり方、ツボの位置を勉強したいと思えば、鍼灸の先生に聞いたり、本を買って勉強してみてください。

それも、もちろん大切ですが、まずは自分の身体に耳を傾け、自分を信じて、お灸で痛みが緩和される場所、気持ちいい場所を探してみてリラックスするのが大切だと思います。

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