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海外アートニュース (2023年8月15日−30日)

2023年上半期のアート市場の推移を数字で見る:今年これまでにアート市場がどれだけ縮小したかを正確な数値で確認しよう。50億ドル(約7,300億円):1月1日から5月20日までのオークションで美術品に費やされた総額は、2022年の同時期と比べて14%減少。-artnet


artnetのインテリジェンスレポート:2023年 中間レビュー マーケット情勢やオークション関連の数値など、上半期まとめのレポート。-artnet

https://media.artnet.com/image/upload/v1691415983/2023/08/introducing-the-artnet-intelligence-report-mid-year-review-2023_oqhquy.pdf


今年アート市場で何が起こったか?: 好調なセグメント、深刻な問題に陥っているセグメントなど、上半期のインテリジェンスレポートで確認。-artnet


ベストセラーリスト:すべての主要カテゴリーで販売されたトップ10ロットを紹介。 現代アートからオールドマスターまで、注目を集めた作品を確認しよう。-artnet


アーティストやキュレーターを世界中のオルタナティブアートの会場と結びつける新しいインタラクティブネットワークサイト、OtherNetworkが躍進。 現時点でネットワークの最大のハブはガーナのアクラとクマシで、サハラ以南のアフリカ全域で地元パートナーの採用を大々的に推進している。 今後はこのウェブをグローバル・サウスからラテンアメリカまでさらに広げる取り組みが進められており、パリ、ベルリン、ロンドン、ニューヨーク、ロッテルダムでもコミュニティが形成されている。-artnet

https://news.artnet.com/art-world/a-new-interactive-networking-site-is-connecting-artists-and-curators-with-alternative-arts-venues-around-the-globe-2344774


生前ニューヨークで個展を開くことを夢見ていた日本人アーティストの石田徹也。20年後、ガゴシアンでその願いが現実のものとなった。 80点以上の作品が展示されるこの展覧会は、セシリア・アレマーニがキュレーションを務め、母国日本以外で過去最大の展覧会となる予定だ。同ギャラリーは現在、アーティストの遺産と連携して石田を世界的に代表していることも明らかになった。-artnet

https://news.artnet.com/art-world/gagosian-ishida-new-york-japan-2352133


クリスティーズでデータ侵害サイバーセキュリティ事件が発生。審査のために貴重な絵画や彫刻の写真をクリスティーズにアップロードした場合、コレクションの所在地が一般公開されている可能性がある。 研究者によると、アップロードされた画像の約10%には正確なGPS座標が含まれている。クリスティーズがデータが侵害された顧客に連絡を入れているかは不明だが、最近クリスティーズに写真を送った顧客はポスト紙に対し、オークション会社からこの違反について何も話されておらず、同紙の調査がこの問題について初めて聞いたと語っている。-artnet

https://news.artnet.com/art-world/christies-data-breach-gps-2352936


上海の龍美術館(Long Museum)の創設者らが今秋、サザビーズで推定1億5000万ドル(約219億5,000万円)相当の美術品を売却する計画がある。サザビーズによると、モディリアーニ、ザオ・ウーキ、ルネ・マグリット、デヴィッド・ホックニー、マシュー・ウォン、草間彌生の作品を含む約50点の作品が出品される予定だという。オークションハウスはどのような作品が出品されるかは明らかにしておらず、何故売却をするのかなどの理由は依然不明となっている。-artnet


LGDRギャラリー、創業パートナーのひとり ジーン・グリーンバーグ・ロハティン氏の退社により2年足らずで分裂。ロハティン氏はサロン94の運営を再開する。 残りの創業パートナー3社は今後も協力していくが、その頭字語は廃止する予定だ。ギャラリーによると、今後このトリオはレヴィ・ゴーヴィ・ダヤンとして知られるようになるという。-artnet

https://news.artnet.com/art-world/jeanne-greenberg-rohatyn-leaves-lgdr-2348374


グラスゴー現代美術館(GoMA)で10週間にわたり開催されたバンクシーの個展*“Banksy: Cut and Run”*が、来場者18万人という同施設の入場者数記録を樹立した。同美術館が展覧会に有料入場料を徴収したのは初めてだった。 バンクシーの25年間のキャリアを徹底的に回顧するこのショーには、バンクシーのワークステーションのレプリカ、彼のステンシルの膨大なセレクション、そして彼がどのようにして『Love is in』を完成させたのかについての舞台裏がすべて含まれていた。-artnet

https://news.artnet.com/art-world/banksy-glasgow-show-attracts-record-crowds-2355204


この秋に行く価値のある世界の12美術展リスト:ワシントンDCでの現代ネイティブ アメリカン アートの調査から、ロンドンでのマリーナ・アブラモヴィッチの待望展覧会まで、見逃せない展覧会を紹介。-CULTURED


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