誕生日、結婚記念日、付き合った記念日。
大事な日は、特別なものを食べてお祝いしたくなりますよね🥂

今回は、旅と料理を通してつくられた価値観を反映した、"記念日のごはん"の話。

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誕生日や記念日にはコース料理を予約して、最後にデザートプレートを💐
これまではこれが、"記念日の当たり前"でした🎂

高いけど、年に数回だし、やっぱり嬉しい。
一方で、年に数回とはいえ、自分の誕生日・恋人の誕生日・記念日・クリスマス、を何年か繰り返すと、
「コース料理慣れ」してしまっている自分もいました😖

夫とはゼロ日婚なので、付き合っている期間にお互いの誕生日を祝う、記念日を祝う、という経験はありませんでした。

だから、最初に迎える"特別なごはんを食べるっぽい日"だった私の誕生日を前に、どうしようか？と会話🤔

普段はみんなで過ごすことが多く、2人で外食をする機会もなかったので、仕事終わりに待ち合わせして外食をするという、今まであまりやっていないことをやろう！ということになりました。

なぜか悲しんでいた牡蠣鍋帰り

選んだのは牡蠣鍋です🦪

私は牡蠣がとても好きで、インスタで見て2人で気になっていたお店でした。
なかなかしない外食だから、行きたかったところに🍲

記念日っぽさはない、おじさんたちが集うような店でしたが、牡蠣鍋は美味しかったです。
写真でわかると思いますが、本当に牡蠣たっぷり🦪

しかし帰り道、夫はなんだかすごく悲しそうでした。

「…自分で作れる…。」

うーんたしかに。
美味しかったけど、感動するほどかというと、感動ポイントは牡蠣の多さ。

牡蠣買えば作れちゃうね〜。

しかも私たちはよく広島に行きます。
牡蠣屋さんで安くて美味しい牡蠣を買って、
たっぷり牡蠣を食べることもまあありました🦪

外食で満たされなくなってきている自分たちを感じ、
なんだかなぁ、という気持ちになった牡蠣鍋帰りでした。

美味しい外食の記憶

外食が悪いわけではないんです。
どういう外食なら喜べるかなあと、
素敵だった、心に残った外食を思い出してみます。

妻の母が"料理好きの2人に"と結婚祝いにプレゼントしてくれた、
"食べる宿"…食にこだわるホテルでの食事🍽️

入籍日、友達が2人のためにと予約をしてプレゼントしてくれたディナー💍

手作り結婚式の後、友達が企画してくれて、友達が作っているビールも飲めた少人数のお祝いディナー🍻

どれも、とても嬉しい記憶として残っています😌✨

でも、その時食べた料理の具体的な中身や味を思い出そうとしても、かろうじて特に美味しかった1〜2品が浮かぶか浮かばないか💭（ごめんなさい）

思い出すのは食べた料理自体よりも、
その場を用意してくれたことへの感謝や、
それを噛み締めながら食事を楽しんだ時間そのものだったのです。

食べているその時も、「美味しいね」はもちろんあるもなの、「嬉しいね！！」の方が強い感情でした🫶

…外食自体への喜びではないみたいです😐
自分たちで、2人だけでは、やはり外食じゃなくても良いみたいです🫤

やってみた寿司作り

次に迎えたのは7月の夫の誕生日。
YouTubeを見ながら寿司を握ろう！🍣
と夫が言い出し、それを誕生日にやることに👏

お寿司に向いたお米を農家さんからプレゼントしていただいており🌾
赤酢の寿司酢も買ってあったので、酢飯も至高です。

電車で3駅のところに、新鮮な魚を置いているところがありました🐟
そこに魚を仕入れに行き、当日急に電話がかかってきてうちに来ることになった仲良しの友達と、4人で寿司作りをしました🍣

とても楽しくて美味しかったです！
多分高級なお寿司屋さんで緊張しながら食べるよりも、こういう方が私たちは幸せを感じるんだなぁと、
自分たちなりの幸せの形を知りました🥢

家というくつろげる空間で、
食べる喜びだけでなく、作る喜びも味わえる。
シャリを小さくしたり、醤油をネタによって変えたり、自分好みにし放題。
食べているものの割に安く済んだことによる満足感も加わります😎

旅先でも自炊をするような私たちだからこその、"贅沢ごはん"が見えてきました。

肉も好き

私は美味しい肉を塩とわさびで食べるのがすごく好きです。いつからかハマりました。
肉の脂でわさびが溶けるのがたまりません。。

これも、高級焼肉店に行かなくても、うちでできます。
幸運なことに、うちの近くのスーパーでは、よく高級肉が半額になっています🥩
最近食べたお肉だとこんな感じ↓
・黒毛和牛サーロインステーキ4等級 108g：613円
・北海道産牛サーロインステーキ 174g：884円

これも時々やる贅沢。
先日迎えた結婚記念日は、前日は肉、当日は寿司という贅沢三昧にしました🤤

寿司作りやっぱり最高

先述の通り、記念日に寿司作りをリピート🍣

寿司作りを再度やって気づいたことは、季節によるネタの変化と、寿司を握る技術の上達。
段々握るコツがわかってくると、もっと握りたくなるのです。

これは飽きないぞ…

ということで、これからも夫婦で寿司を握って参ります🍣
旅先で美味しい魚に出会ったら、旅先寿司職人もやりたいな。

自分たちなりの食にまつわる幸せの尺度を探求した話でした🫶
自分がどんなとき・どんなことに幸せを感じるのかを考えることは、生きる上ですごく大事な営みだと思います。
それを"食"、"旅"など、分野を絞って考えてみるのも、なかなか良いですよ💓