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スキルは10のうち3くらいまでを極める話。

よわよわパラレルワーカーの働き方を考えながら、自分の事業ドメインを整理しています。今回はスキルを身につける時の考え方の話。

自分のパラレルキャリアの原点は何か?

報酬が発生するクリエイティブ系の仕事の原点としては、大学時代に同級生の親が経営する化粧品会社での制作だったかと思います。

当時は時給のアルバイトでしたが、パンフレットとか販促チラシのライティングと商品撮影とDTPデザインを担当していました。

今思い返せば、学生バイトじゃなくてデザイン会社に外注しよう!!??案件ながら、ここで「経験がないことでも書籍とGoogle検索めちゃめちゃ調べてなんとかする」ことと「入門機でも一眼レフカメラを持っていると疎い人からは写真をすごく撮れる人と勘違いされる」ということを学びました。

どのスキルでもそうですが「できるできないの幅」ってとても大きくて、常に知識と技術をアップデートしなくちゃならない。

よわよわパラレルワーカーがこれをしっかりやろうと思うと「専従の人や、つよつよパラレルワーカーにはとてもかなわない」状態に陥るのです。

おすすめなのは、身につけるスキルレベルを3くらいに設定しておくこと。まったくの未経験者が0で、その世界でのトップランカーを10として、3くらい。

スキル3の領域は「ちょっとした案件なら自力で出来て、それ以上の案件をスキル4以上の人に頼むときもコミュニケーションに困らないくらい(その世界の)リテラシーがある」という状態。ちなみにスキル1〜2の領域は「まだ実務の経験はない」状態。

今はWEBライティングも商品撮影もDTPデザインも、ご依頼があったら予算に合わせてそれぞれの専門家にご依頼しています。この時に「いくらかでも実務経験があるかないか」でコミュニケーションコストがものすごーく変わるのです。

クライアントさんも、紹介先のクリエイターさんも、もちろん自分も、3方良しのお仕事ができるように。スキル3くらいまでは極めておくのがおすすめですよ。(もちろんハマれば4以上を目指していこう)

これはもともと、最初の業務委託先の人から教わったことなのですが、当時から今でも続いている考え方です。

よわよわパラレルワーカーは、つよつよパラレルワーカーと自分を比較して落ち込みがちなので、そもそも「なんでもガッツリ自力でやりこなす働き方」の土俵からは乗らないこと。

もちろん求められている成果は出す前提ですが、よわよわでも生き残る戦略を見つけていきましょう。みなさんもぜひ、自分らしいパラレルキャリアを築いてくださいね!


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