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ウォール街のフランス革命『ダム・マネー ウォール街を狙え!』

21世紀のフランス革命

ゲームソフトを店舗で販売するチェーンを抱える、
ゲームストップ社の株価が高騰、
市場が大混乱した記憶にも新しいあの事件を、
どう映画化してるのか、
ストーリーを作れるのか、
と、
廃れつつあるゲームストップ社を、
本気で救おうとしていたのか、
に興味があった。

やはり、
ストーリーはほとんどない、
が、

持たざる者が、

ヘッジファンドや、
機関投資家と呼ばれる大手の金融機関を倒してしまった。

そのシンプルな実話を、
感情を揺さぶる痛快な内容に仕上げていた。

持たざる者の代表は、
現代のアメリカ人の、
いや、
世界中の一般市民の象徴のような、
『リトル・ミス・サンシャイン』
のドウェーンが大人になったような、
主人公ポール・ダノ。
(もちろんドウェーンもオリーヴも関係ありません)

マスコミは、
21世紀のフランス革命ともてはやし、
リアルな、
Occupy Wall Street、
と大騒動になる。

クリックだけで大人数を動員できるのは両刃の剣。

今回はたまたま金融市場だった。

選挙の投票、
SNS、
そもそも金融市場がそんなリスクを抱えている不安定さ。

その辺りは専門の人たちにでも聞いてみたい。

ゲームソフトショップを
救おうとしていたのか、
も詳しい人に聞いてみたい。

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