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この人と結婚して良かったと思う話

※ただの惚気話です。苦手な人はここでページを戻ってください。




旦那さんと動物園に遠足へ行った。彼とどこかに出かけるたびに、この人と結婚して良かったと思う。

彼はいつも、私が楽しむことを最優先に考えて行動してくれる。私は大好きだった親や元彼に大事にされなかったから、旦那さんの些細な優しさにも感謝の気持ちでいっぱい。

私は子供時代の記憶がぼんやりしていて、遠足はどこに行ったのか、何をしたのか全く覚えていない。旦那さんは「まいの子供時代をやり直そう!」と言う。遠足に欠かせないしおりを彼が作ってくれた。

背表紙には、「楽しさは最高の経験値」と書かれている。それをモットーに動物園を満喫しようね。と提案があった。

お弁当は一緒に作った。唐揚げとだし巻き卵とおにぎり。私がおにぎりを担当して、旦那さんが唐揚げとだし巻きを担当。人に作ってもらったお弁当を外で食べるのは、格別美味しい!(写真は撮り忘れた)

この日は日差しが強くて、私は軽い熱中症になった。休憩したいことを伝えると、木陰の場所を見つけてくれた。座って水を飲んだら少し落ち着いた。彼は、お弁当の袋に入れていた保冷剤を渡してくれた。

「焦らんでええからな。まだ時間あるし、ゆっくり見て回ろうな。」

その間に彼はマップで、これから歩く場所に影が多いところがないかを確認。具合のせいで、エリアを予定通りに見られないことが申し訳なくなって謝る。「謝ることなんか何もないよ。体の調子は本人にしか分からんから、動けなくなる前に言うてくれるのは助かるよ」。そう言ってもらえてホッとする。

少し涼んだ後で、旦那さんはアイスクリームを買ってくれた。アイスのおかげで、体の熱が一気に冷めていく。

チョコミント味

体を涼しい状態をキープするために、カンガルー戦法と白のタオルを帽子代わりにして歩いた。その後は少し回復して、動物園を心ゆくまで堪能できた。

「君を大事に思っているよ」というのが、旦那さんの言葉と行動から見てとれる部分に感謝の気持ちが湧いてくる。

旦那さんや他の人からすれば、「こんなの当たり前のこと」と思われるかもしれないけど、私にしたら特別なことなんだ。自分は大切にしてもらっていい存在なんだと思える。

過去に家族で動物園へ行ったことあるはずだけど、記憶にない。だから旦那さんと行った動物園が、私にとって生まれて初めてだ。

しおりの後ろに書いている「楽しいは最高の経験値」だとすると、楽しいことは記憶に残る。私にとって大事なことだと思った。旦那さんの協力があるからもっと楽しい思い出になる。

それを実感した遠足だった。

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